音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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音楽「売れるタイプ」の人の話

最近は毎日ブログを更新していない。一応毎日の何らかの記事に手をつけているので意外と書いている時間は変わらないかも知れない。この記事を書いている今現在も3つの長めの記事を毎日少しずつ書き進めている。ただ以前に比べると書き方が少し変わった。以前はひたすらその日までに何か1記事は仕上げなければ、と焦燥感にも似た思いで1年間毎日ブログをアップしていた。日常手に入る範囲での情報にアンテナを張り巡らせて、少しでも「これは!」と思えるネタが見つかれば、これまでの知識やネット上で収集して手にした情報等を組み合わせて記事を書いていた。書かなければという思いで、とりあえずであげた記事もいくつかあった。だけど、それはそれで毎日書く習慣を身につけることが出来たので良かったのと筆が早くなった。その結果構成などを素早く組み立てられるようになり、内容を考える時間を多く使えるようになった。そのため記事も以前より考えて書くようになり、毎日書いていたころより納得がいく記事が書けていると思う。伝わっているかわからないが。

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さて、先日とある動画を見て思うところがあった。音楽「売れるタイプ」の人の話ということで織田哲郎さんの動画で、Bruno  Mars(ブルーノ・マーズ)が売れる理由を織田さんなりの解釈で解説してくれている。

織田さん自身もかつて異次元レベルのヒットメーカーであったため、どういった「売れるため」の見解を持っているのか気になった。動画をご覧いただければ何となくわかると思うが、「下世話」という言葉を使って表現していた。それが正解かどうかは別にして、非常に興味深い内容だった。自分が好きなもの、表現したいものを世間の欲しているものを合致させる。そのタイミングというかバランスというか。根元にあるものがそれと一致したとき爆発的な反応がある、といったところだろうか。

織田哲郎さんの作品で最大のヒットと言われるのが「世界中の誰よりきっと」(中山美穂&WANDS)。上の動画でも詳しく説明しており、とにかく他人に提供した楽曲だが、本人がかなりお気に入りなようだ。それが最初に説明した「下世話」な話に近いような気がする。自分でも好きだし、他人の誰かも好き。そして、世間一般も求めているだろうというのが読めた、だけど根本自分が好きな曲、というところだろうか。もちろん需要と供給のバランスで流通が変わる。大きな需要と大きな供給があれば巨大なムーブメントが起こる。織田哲郎さんも大ヒットを連発した当時その「下世話」な感覚を掴み取っていたのだろう。

世の中の大体のことがその話に当てはまるだろうし、私が書いているブログも同じことが言えると思う。書いてる限りはたくさんの人に見てもらいたいと思いながらも、やはり自分が書きたいことを書き続ける方が欲求を満たせるのが現状だ。承認欲求よりも自己表現の欲求を満たしている状況である。どこまで「下世話」になれるかも今後の当ブログの方向性を決めるうえで考えないといけないのかもしれない。

 

いつまでも変わらぬ愛を

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とはいえ意外とアクセス数の減少がない。2,3日に1回のアップになったが実はアクセス数は伸びている。アクセスの減少は致し方ないと思いながら毎日アップを1年で辞めた。だが辞めてこの1ヵ月、アクセスは波打つようになったがトータルでは微増傾向にある。もともとある記事がカタログ的に機能しているというのもあるが、アップした日のアクセス数が以前より大きい。しばらくはこのペースで進めていきたいと思う。

最後はまたまた2024年の最初に来日するBruno  Mars。今回東京ドームで7日間公演してすべて即完。今でも凄まじい勢いだ。1週間と言えばザクッと年間50週として約2%にもあたる。東京ドームの年間2%も満員にするのだ。音楽を生み出す才能は恐ろしく、またターゲットをアジア等へうまく移行させ、タイミングも失うことなく輝き続ける。織田哲郎さんいわく「下世話」な彼が、来年年明けの来日でどんなパフォーマンスを見せてくれるか期待しながらご一聴を。

 

Leave The Door Open (Live)

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