音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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DIYな音楽 MOS RECORDS

音楽におけるDIYと言えば自主制作盤を自らリリースすることと言えばがわかりやすいのか。いわゆるインディーズ界隈がそれに近い状況と言える。「Do it yourself」というくらいだから自分でつくりあげてリリースする。販路はいろいろあるものの自主レーベルで立ち上げてスタートすること全般を指す。

今回何故こんな話の始まりかというと、あのモスバーガーがレコードレーベルを始めるというニュースをたくさん見かけた。

その名も「MOS RECORDS」。多くのプレスリリースが出回っているためこのニュースをご覧になった方もいると思われる。詳細は公式サイトをご覧いただくとして、概要としては「モスで働いてる人で音楽デビューしたい人、会社がバックアップするから手を挙げてね」という事だ。アーティストやクリエイターという表現だから今後は様々なジャンルを輩出していくと考えられるが、まずはRECORDSということで音楽からということだろう。しかし募集は下記のように多岐にわたる。

① 歌手・シンガー
② バンド・ユニット
③ DJ・トラックメイカー・DTMer
④ ギター
⑤ ベース
⑥ ドラム
⑦ ピアノ・キーボード・シンセサイザー
⑧ 作曲
⑨ 管楽器
和楽器
⑪ ダンサー

どんな才能が眠っているのか楽しみだし、もしかしたら今チャンスを掴もうとしている天才がモスの面接を受けているかもしれない。

さて、今回のケースはある意味で「DIY」と言える。ロゴというかレーベルのデザインをよく見てみるといろんなことが書いてあったので読み解いてMOS RECORDSを勝手に感じ取ってみたい。

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ロゴの細かいところは公式でご覧いただけると助かる。最初に目に付くのが「M」のデザイン。レコード盤をイメージさせる円の中心に大きく「M」の文字が構えている。そのまわりにポリシー等たくさん書いてある。それぞれ書いてあることは直接何かを説明しているわけではなく、お客様に良いサービスを提供していくね、と言ったようなことや働くことについてやほっこりした感じの内容だ。ひとつ気になるのは「since 2023」と書いてあるところだ。既に昨年からこのプロジェクトは始まっていたとわかるが、今はまだ表向きな活動は今回が初めてのようだ。

今回サポートするために招いたプロデューサーは海老原俊之さん。海老原さんと言えば、いわゆるBEING系、GIZA系で一時代を築き上げた人だ。J-POP路線でのヒットメーカーがどんなイメージで発掘していくのか楽しみだ。実際のところあの店内で楽曲を流したりするだろうから、ロゴにも書いてある落ち着いた音楽が作られると勝手に予想する。だけどそんな予想に反した仕上がりにも期待する。だってモス食べながらパンクロック聞くのも趣きがあると思う。

またテストキッチンを利用したライブとなるとYouTubeやインスタ等を使ったライブ配信にも期待できる。海外で有名なNPRのtiny deskみたいなことやファーストテイクのような企画も検討していると思う。折角なので今までなかったスタイルでのライブ配信を期待したくなる。

先の話ばかりになってしまうので今回はこのあたりで。最後はモスバーガーの2022年のWEB CM。星街すいせいが歌う「Midnight Grand Orchestra」というサウンドプロジェクト。これから始まるプロジェクトがどんな風になるか想像しながらご一聴。

 

Overture

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Midnight Mission

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