音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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桜ソングの話から見るtsuki. 「サクラキミワタシ」

以前も記事にしたtsuki.さんがこれからのシーズンに持って来いな感じだ。

15歳ながら卓越した歌唱力と素晴らしい楽曲センス。そんな15歳だからリアルな感情で歌い上げる「サクラキミワタシ」はその説得力が凄まじい。早速チェックしていただきたい。

当たり前なんだが、この卒業シーズン前にこんな切ない歌をリリースするのはビジネス的にも定石だ。そこをわざとらしいと捉える考えも当たり前に生まれるだろう。だけど中学3年生の彼女に歌われると何も言えない。だってリアルだから。マジで素直に聞こうと思うし、聞いて欲しい。

 

サクラキミワタシ

サクラキミワタシ

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さて、話は変わるがここで桜ソングを少し考えてみた。桜の季節は年々早まって来ている、という気がするが実際どうなのか?桜と言えば入学式のイメージもあるが、その時期には終わっている気もする。実際に気象庁の「さくらの開花日」を調べてみた。すると面白いことが見えて来た。結論からいうと近年急激に桜の開花宣言が早くなっている。1953年からのデータを集めていたのだが、東京を基準に見ていく。トータルの平均で3月24日となっているが、ここから先は私が勝手に算出した。1953年から1960年までの期間の平均は3月26,27日位、1961年から1970年は4月1日位、1971年から1980年は3月28日位、1981年から1990年は3月29日位、1991年から2000年は3月26日位とまぁ緩やかに前後している。さて、ここからは少し変わる。2001年から2010年は3月22日位、2011年から2020年は3月22日位でこの期間を2023年まで延ばすと平均が3月20日位になる。2020、2021、2023年は観測史上最速の3月14日だった。ちなみに4月に宣言を出したのは1988年が最後だった。当時の桜ソングと言えば?といえる楽曲を見つけるのは難しいと言われている。確かに1980年代以前も季節を思わせる楽曲は存在した。だけれどもどちらかと言うとこのシーズンは「卒業」という意味合いか強い別れのヒット曲が多かった。尾崎豊さん「卒業」(1985)、斉藤由貴さん「卒業」(1985)とタイトルそのままである。具体的に「桜」の関連ワードがタイトルに入って大ヒットした曲はスピッツの「チェリー」(1996)年からかも知れない。しかし、この曲の歌詞には一度も桜という言葉が出てこない。

その後私が大好きなアーティストのひとり川本真琴さんが「桜」でガッツリと歌い切ってくれた。神曲

と、ここから2000年代からは桜ソングが定番化していく。福山雅治さん「桜坂」(2000)、森山直太朗さん「さくら」(2003)、コブクロ「桜」(2005、正確には2000)と立て続けにヒットし、最大の桜ソングブームがやってくる。その後2010年頃から減少に転じ始めて現代にいたる。

さて、話を少し戻して気象庁データに戻る。確かに桜の時期の早まりに合わせたかのように桜ソングが世に浸透し始める。不思議なのは桜はピンクで華やかに咲き誇るし、どちらかというと明るいイメージである。しかし、新年度を迎え新しい出会いに期待することよりも実際は散る儚さに注目する人が多いのかわからないが、桜=別れの歌が多い。新しい出会いに期待するより、別れを惜しむ桜ソングが多いのが何とも日本人的なのかな。東京を基準とした数値だったが、3月14日よりこれからも早まる可能性がある。ホワイトデーなんて言っている場合で無くなってしまうかも知れないし、入学式のイメージが強かった桜の時期は大昔の話となってしまった。結局桜ソングの時期は地域によるが卒業式と同時期と言っても問題ないと考えられる。

最後は最初の話に戻る。そんな桜ソング「サクラキミワタシ」は卒業ソングだと言うことがはっきりとわかった。まあ歌詞を見ればわかるが、実際の情景も歌う彼女の年齢も全てがリアルだと言うことが興味深い。併せて面倒な大人になってしまったかな。では最後に本人弾き語りバージョンをご一聴。

たま 「今」と「昔」の話

世に出てきたのが早すぎたのか、はたまたピッタリだったのかがわからない。かと言ってこのバンドがどこかの時代で当てはまったのかということもわからない。意図せず偶然にも2月22日猫の日にこの記事をアップすることになった。それほど運命的で不思議な天才的バンド「たま」の話をしてみたい。

 

 

とにかく不思議なバンドだ。一般的には「さよなら人類」の人、世代によっては「ちびまる子の歌」の人と呼ばれることもあるが、ランニングの人やおかっぱあたまの人がいるバンドという一種のイロモノバンドである。しかし、異彩を放つそのスタイルは確固たる技術を持つバンドだったというのが今見るとよくわかった。まずご存知ない方のために簡単にメンバー等説明をしておきたい。1984年頃に結成され2003年に解散。最終的なメンバー(敬称略)は知久寿焼(ボーカル・ギター)石川浩司(ボーカル・パーカッション)滝本晃司(ボーカル・ベース)の3人だが、いわゆる最も露出していた時期は4人だった。もうひとり柳原陽一郎(ボーカル・キーボード)は1995年に脱退している。3人とも4人とも言えるバンドだが、世に出たきっかけはなんと言ってもイカ天で3代目のグランドイカ天キングになったことだ。と言いながらも私はこの手の話は後に知った話。また後で詳しく「昔」を話していきたい。とりあえずは「今」のメンバーの様子を見ていきたい。

このCM曲は聞いたことがあると思う。この歌を歌っているのはさっき言っていた「おかっぱあたまの人」である知久さんだ。以前書いた記事で「声」をテーマにしたものがあったのだが、こちらで知久さんの名前を挙げているくらい好きな声だ。

こんなオシャレな感じで楽曲参加していることもある。たまという個性の寄せ集めのような集団で麻痺してしまうが、異質の才能が滲み出ている。面白すぎる。

さて、こちらは「たまのランニング」ことパーカッション石川浩司さんの様子。ユニークな風貌ながら何気に超絶パーカッションテクニックをみせつけてくる。そして今でも不思議なサイト「石川浩司のひとりでアッハッハー」を毎日のように更新している。

「G」こと滝本晃司さんはたまのイケメン担当だった。石川浩司さんと一緒にライブやったりしているのだが、かなり色っぽい声をしている。しかし、この「サーカスの日」というライブ動画の石川さんのパーカッションのスティックが気になってそちらを見てしまう。

一足早く脱退した柳原陽一郎さんもソロ活動をずっと続けていて、いくつものアルバムをリリースしている。代表曲であるあの「さよなら人類」も「オゾンのダンス」も柳原さんの作詞なので、たまとして聞くことがないのは少し残念だ。個人的に好きな曲は柳原さん作曲が多いのに今回色々見ていて気が付いた。

今でもコンスタントに音楽活動をしている彼らは元々ソロ活動を行っていた方たちだからだ。たまはソロアーティストの集まりで出来ていたバンドだった。だから解散したからといって別に音楽活動を辞めることはなかったし、地道に続けているのが現状だ。たまのときも自分で作った曲は自分で歌うスタイルだった。石川さんも「ソロアーティストの集まりで自作曲自分ボーカル制」と発言していたようだ。そんな「今」聞いて改めて思う。最初にも少し言ったが、全員とにかく上手すぎる。演奏も歌唱も凄すぎる。別に贔屓目に言わなくても天才集団なんだとつくづく思う。

話は「昔」へと向かう。個人的な話だが、1990年頃当時小学生だった私はたまのCDを持っていなかった。友人のカセットテープの曲を更にカセットテープへダビングしたもの、おそらく1stアルバム「さんだる」だったと思われるものを文字通り擦り切れる程聞いた。

 

そして、近所のコンサートホールへたまがライブに来た。小学生だった私は親にせがんでライブに行ったのだが、人生で初めてのライブは実は「たま」のライブだった。2000人くらいのキャパで少し離れた2階席だったと記憶している。あまり覚えていないが、ガラガラだったのと最前列にはガチ勢の3人くらいの女性がいたことをすごく覚えている。もう30年も前だとセトリとか全然わからないが、ステージ上の4人とランニング姿はすごく目に焼き付いた。

もう少し「昔」の話をしたい。グランドイカ天キングになった当時小学生だった私は、その経緯は後に知ることとなった。ちなみにグランドイカ天キングは2年弱の番組放送で7組存在する。FLYING KIDS、BEGIN、BLANKEY JET CITY等そうそうたる面々がグランドイカ天キングになっているが、その中でもたまは最強のイカ天バンドと言っても過言ではない。そんなイカ天の様子をまとめてくれている「ラジケン」さんという方がいらっしゃるのでもし良ければ。

たまは確かに子供が好きそうな音楽だったと思う。私も子供ながらに面白かったし、不思議な歌詞だなぁと思っていた。今聞いても「さよなら人類」の歌詞の意味はわからない。だけどワードセンス、メロディともに異次元の世界だ。その上にあの個性的な人たちが、個性的な演奏をしていたら誰でも振り向く。そんな気がしながら今回この記事を書こうと思った。そして懐かしさの余り1stアルバム「さんだる」を入手してしまった。「昔」の小学生の自分に「まさか30年後手に入れるよ」と「今」のおっさんの自分が伝えてあげたい。

今回は「今」と「昔」の話を往来してみた。子供の頃に見た「たま」は面白くて、キャッチーで、耳に残るグッドメロディを教えてくれた楽しいバンドに見えた。大人、そして幾らか音楽を聞いてきたおっさんが見た「たま」は、思いもよらない、畏怖の念を抱く天才的な音楽を作り出した超絶技巧バンドに見えるようになっていた。この感覚を味わえただけでも音楽を聞いてて良かったし、本当に面白いなと思える。とにかく相当好きなバンドなんだと感じた。

最後はやはりこの曲「さよなら人類」。アルバムも手に入れたし、私的名盤考察にも入るかも。「世に出てきたのが早すぎたのか」と冒頭で書いたが、今回色々考えてみた結果「多分まだ時代が追いつけていない」と思ってしまった。そして、未来を歌ったこの曲。歌詞では今の戦争のようなことが歌われているし、もしかしたら人類は退化し、人はサルに戻ってしまうかも知れない。深い歌詞だなぁと思いながらご一聴。

 

音が楽しいバンド Lala

また良いバンドを知ることが出来た。たまたま板歯目のギターボーカル千乂さんが動画をポストしていた。何気なくクリックしてみたら思いのほかよかった。

京都発ギターロックバンド「Lala」の「崖っぷちガール」という楽曲。メンバーは現在3人でギターボーカル・ayaho、ギター・TAKETO、ドラム・YUMEKAで構成されている。「崖っぷちガール」とタイトル通りの歌詞とは裏腹に、キュートなボーカルにポップなメロディ、西海岸をイメージさせるほどに乾いたギターがこの楽曲を軽やかにしている。十代白書2020年の決勝大会で準グランプリを獲得しているとのことで、かねてから注目度バンドであったようだ。続いての楽曲は「死にものぐるいで恋をしていた」。

 

 

まさに高校生には死にものぐるいで聞いてもらいたいくらい歌詞は胸が締め付けられる。若さゆえの切なさがよくわかる歌詞。これまた複雑な感情と裏腹に音が軽やかだ。いうなれば「音」が「楽しい」。あまり詳しく説明するよりも聞いてもらいたい。

 

別れのキスで

別れのキスで

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「別れのキスで」。効果的な裏のリズムでこの楽曲もライトでポップな仕上がりとなっている。とにかく聞いていて楽しくて気持ちいい音をしている。

こういう何気ないきっかけで知ったバンドは結構不意打ち感があって面白い。2024年2月26日に1stアルバム「ハートビート」がリリースされて、大阪で3月31日にはワンマンも行う。最後も楽しそうに苦しい想いの歌詞を歌っている楽曲「Jealousy」を。これからも期待できそうな彼らの「音楽」をご一聴。

 

文化遺産バンド 蒼き狼たち「Uuhai」「The HU」

中央アジアには面白い音楽がたくさん存在しているようだ。今回紹介するのはモンゴルのモンゴリアンハードロックバンド。まずはどんなバンドかご覧いただきたい。

 

Khar Khulz

Khar Khulz

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「Uuhai」というバンドの「Khar Khulz」という曲。何だこれは?と思われた方もいらっしゃると思う。いわゆる馬頭琴、馬頭ヴァイオリンといわれる「モリンホール」や声が二重に聞こえる発声法「ホーミー」が響き渡る音楽だ。そんな「Uuhai」のメンバーを紹介しておきたい。

Ts. SARUUL(ボーカル、鉄鉱石、アコーディオン)、B. ZORIGOO(モリンホール 、ホーミー)、D. SHINETSOG-GENI(モリンホール、ホーミー)、D. BATBAYAR(パーカッション)D. OTGONBAATAR(ドラムス、作詞作曲、プロデュース)

彼らが奏でるのはロックでハードでヘヴィな音楽だ。そして、その中身は「モリンホール」、「ホーミー」を駆使し、モンゴルの伝統的な長唄「オルティンドー」を奏でている。これら3つの「モリンホール(morin khuur)」「ホーミー(khoomei)」「オルティンドー(urtyn duu)」はユネスコ文化遺産に指定されている。まさに「文化遺産バンド」と呼ぶことが出来る。

実はこのジャンルには「The HU」という第一人者的バンドが存在している。こちらのバンドをご存知の方は多いかも知れない。大ヒット曲「Wolf Totem」をどうぞ。

 

Wolf Totem

Wolf Totem

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この曲は2019年4月のビルボード・ハードロック部門のチャートで1位を獲得した。モンゴルのバンドや音楽家ビルボード1位獲得したのは初めての快挙だった。こちらのバンドの主要メンバーも紹介しておきたい。

Ts. ガルバドラフ「ガラー」(モリンホール、ホーミー)、G. ニャムジャンツァン「ジャヤ」(口琴、ホーミー、ツォール)、B. エンフサイハン「エンクシュ」(モリンホール、ホーミー)、N. テムーレン「テムカ」(トブシュール、バックボーカル)

またツォールなんて聞いたことのない楽器が出てきた。これはモンゴル地域の木管楽器でいわゆる縦笛のような楽器だ。大変わかりやすい解説をしていただいているサイトがあるので引用させていただく。

トブシュールという楽器はトプシュールとも呼ぶらしいが、モンゴルの民族楽器でいわゆる二弦楽器だ。説明は同じく下記で。

説明は続くが口琴は以前Otykenというバンドのとき紹介したことがあるが、口にあてながらビヨンビヨン音を鳴らす楽器だ。こちらも引用させていただくと共にOtykenの記事もどうぞ。

口琴 - Wikipedia

続いては「Uuhai」の「Khun Sureg」という曲をご覧いただきたい。

Khun Sureg

Khun Sureg

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カッコいいのだが、シリアスなのかコミカルなのかわからない。とにかくモンゴルの伝統と現代を結び付けるMVとなっている。どんどん見ていきたい。

ホーミーから始まるこの荘厳なサウンド「Uuhai」の「Ser Ser」。めちゃくちゃカッコいい。伝統音楽的要素をしっかりと詰め込みながら、きちんとヘヴィなサウンドに仕上げている。

 

Ser ser

Ser ser

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さて、ここからのターンは「The HU」だ。

先程の「Wolf Totem」と同じころ、2018年秋頃に動画かアップされた「Yuve Yuve Yu」。この2曲ともハードロックシーンで話題となった。その後ヨーロッパや北アメリカツアーを行うなど、ワールドワイドに活躍している。続いてはMetallica(メタリカ)「Sad but True」のカバーをどうぞ。

Metallicaの重厚感を損なわずに彼らのサウンドもきちんと取り込んでいる。そんな彼らはモンゴル文化を世界に広めたという功績を讃えられて、チンギスハン勲章という最高クラスの勲章を国から与えられた。それほど彼らは自国でも英雄なのだ。

 

Sad But True

Sad But True

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続いての楽曲は2023年の作品「Sell The World」。アニメーションのMVだが、少しショッキングな内容だ。しかし、現代を皮肉ったような内容とも言える。もちろん音は抜群でどちらかというとハードロック感を増したようだ。心してご覧いただきたい。

モンゴルといえば今は広大な草原をフィールドとしている遊牧民のイメージがあるが、かつては巨大な帝国があった。その規模は人類史上最も広大な範囲を支配下に収めた帝国のひとつとも言われている。モンゴル帝国が世界を席巻したのは800年も前の話だ。初代皇帝チンギス=ハンの末裔の彼らにも戦士の血が宿っていることだろう。その戦士としての誇りが生み出したサウンドはもう一度世界を獲ることが出来るか否か。どちらにせよ「The HU」「Uuhai」ともに最高にカッコいい蒼き狼たちであることには変わらない。最後はそんな蒼き狼「The HU」の「This Is Mongol」をご覧いただきたい。これがモンゴルだ!と言い放つ、彼らの叫びをご一聴。

 

This Is Mongol

This Is Mongol

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自分の話と覚悟を決めろ!

何気に始めたことがここまで続くとなかなか触れない。何のことかというとブログのタイトルである。特に何も考えなくて、ありのままつけた「音楽好きの今の話と昔の話」。何かもう少しひねった名前にすれば良かった、と一度気が付いてしまうとどうも落ち着かない。とは言え、実際この「屋号」とも呼べる名前は検索してみても自分のブログしか見つからないのでオリジナリティは高い。しかし、このブログ名で検索されることはないので変えても問題はないし、多分皆そんなところ気にしてない。という訳でそのままでいこうかな。

変な始まり方をしたがそれにしても今月に入り色々とあった。仕事で分岐点が訪れていて、結構悩んでしまった。

「なんのために生まれて なにをして生きるのか」

こんなアンパンの歌詞が頭をグルグルしてしまった。それをあっさり答えられることは人生において強みだと思う。自分では「こうだ!」と思っていても、いざ口にする寸前で自分の行動を振り返ってしまう。小さいとは言えない会社になってきたので、周りに意見を求めながら、自分なりに解釈し決断を下してきた。自分の判断で多くの人に影響が及ぶ仕事も増えてき始めた。だからこそ自分の意思を持つことの大切さを痛感している。

 

 

悩んで良かったこともある。自分を見つめ直すきっかけになった。自分なりに「ああ…」と思ったことは、どちらに向いて仕事をしていたのだろうと。結局自分は会社が良くなるように仕事をしていたのだが、会社が良くなることというよりはトップの気持ちを汲み取ろうと思っていたのだ。実際には自分が思っているより顧客に向いて仕事をしていなかったように思う。何となく仕事が回っていたのは、自分一人の力ではなく周りの力で何とかなっていただけという幸運だったかも知れない。それに本当の意味で気が付けたことは大きい。そしてトップの判断に抗った決断をした訳だが、今後は自分のため、周りのため、顧客のために仕事をしようと覚悟を決めた。綺麗事のように聞こえるが会社、つまりトップや首脳陣の期待を裏切って自分のわがままで業務を続けていくと決めたのだ。本当に自分勝手な振る舞いだと思ったが、裏切った期待以上の成果を出すつもりでもいる。何が何だかわからない話だがとりあえず社長命令に背いて自分の信念のもとに仕事を続けるということ。冷遇されても致し方ない、という覚悟を決めた。家族にも賛成してもらった。何とかやっていける。

と、こんな自分の話より音楽の話がしたい。なんかサバシスターの音源が本格始動し始めた。3月8日にリリースされるアルバム「覚悟を決めろ!」からタイトル曲がバレンタインの2月14日に先行配信された。

 

ここでも自分勝手な話だがサバシスターに運命を感じてしまった。単純にすごく良いバンドだと思っていたら、なちがKenさんの大ファンだったり、まさかのPIZZA OF DEATH RECORDS(ピザ・オブ・デス・レコーズ)からリリースする流れになって、本当に面白いバンドだなぁと思った。ピザオブデスって言ったら神レーベルだ。ハイスタから始まり、SHERBET、HUSKING BEEHAWAIIAN6とそうそうたる面々だ。そんなレーベルに繋がっていた彼女たちの運命も面白い。しかも、今私が置かれている状況で自分の歳の半分くらいの女の子たちに「覚悟を決めろ!」なんて言われたら、俺も覚悟を決めなきゃな。面白い最高のバンドだ、ありがとう。そうそう、俺もうこの曲買ったから。では最後にご一聴。

 

 

ハイスタをカバー

あれからもう1年だ。

ハイスタ(Hi-STANDARD)の元ドラム・ツネこと恒岡章さんが亡くなって1年を迎えるのが2月14日だ。まだ実感が湧かないという方も多いと思う。折角なんで今回はハイスタにちなんだ記事を書きたかった。以前ハイスタのカバーは秀逸だと皆に伝えたかった記事を書いた。

そこで今回はそんなハイスタをカバーした人たちをリストアップしてみたいと思った。何故今更そんなことを考えたのかというと、Living Room Musicのおふたりのカバー動画を見て思うところがあったからだ。

以前はYouTubeなんかでよく見かける「うたってみた」系動画は避けていた。あくまで歌上手い人が同じように歌ってみてもどこか認めたくない自分がいた。確かにうまいことは素晴らしいし、そのやっている人は悪くない。だけど、オリジナルに近いことをやっても何か惹きつけるものが無ければ、上手いだけでは…というのが本心だった。少し失礼な言い方になるかも知れないが、カラオケと何が違うのかと思ってしまう。オリジナルが素晴らしいと感じるのは、歌の上手い下手の部分以外の要素があると思っているからである。カバーは良いのか?という点では良い、と言える。そこにはしっかりアレンジという過程を経て、違う作品へ形を変えているからだ。それはThe Beatlesだってたくさんカバーしているけど素晴らしいと感じるし、ハイスタは好きだ。アレンジが面白いと感じれば上手い下手とか二の次に思う性格なのだ。なので歌が上手い人を否定するつもりもないし、むしろ素晴らしいことだと思うけど私個人の考え方なので、そのあたりの線引きをご理解いただきたい。とは言え、最近はかなり考え方も変わってきて、音楽だったらどんな形でも良いなと思っている自分もいる。懐かしかったり、めちゃくちゃうまかったりすると、オリジナルと同じでもカッコいいと見入ってしまうのは歳を重ねて来たからかも知れない。結局はおっさんがめんどくさい解釈をしているだけの話。個人の感想ということでご理解ください。

さて、話が随分それてしまったがハイスタのカバーの話。まずは最初に名前を出したLiving Room Music。「STARRY NIGHT」をウクレレカバー。この夫婦はハイスタ好きなんだなぁと感じる。リスペクトがこちらに伝わってくる。

同じく「STARRY NIGHT」を久保琴音さんという方がカバー。アコースティックギターで弾き語っている様子はかなり熱量を感じる。

PunkRockCoolGuyなる方が「THE SOUND OF SECRET MINDS」を熱唱している。やっぱりアコギアレンジになってしまう。しかし、その情熱は十分伝わってくる。

続いては「CLOSE TO ME」をカバーするのは

Prabu Pramayoughaというインドネシアの方なのかな?詳細はわからないが日本好きのハイスタ好きの方だ。

もうここまでくるとマルチタレントのNelson Babin-Coyさん、ネルソン・バンビコイさんのカバー「STAY GOLD」も見てみよう。

今回はハイスタにちなんだ記事を書いてきた。ここまでいくつか紹介してきたが、最後はハイスタがカバーしている楽曲にしたい。「Green Acres」という海外ドラマの主題歌もハイスタにかかれば名カバーとなる。ハイスタの名盤「MAKING THE ROAD」に収録されているのでご存知の方も多いであろう。きちんと日本版とした歌詞にアレンジしてあり、そんな細かい芸がハイスタらしい。ドラムはもちろんツネである。ではご一聴を。

 

 

 

私的名盤考察 「音楽」

若い頃「東京事変」が始まって最初に思ったことは、「高尚だな。」と言うこと。

椎名林檎さんの音楽が好きだったので必然的に聞き始めた訳だが、最初に感じた感想は「それ」だった。デビュー曲「群青日和」は名曲でかなり好きな1曲だし、1stアルバムの「教育」は今思えば随分と「椎名林檎風」ではある。でもどこか期待していたものとは違った。

しばらくして知った話だが、あくまで東京事変は引退を考えていた椎名林檎さんの音楽活動を何とかして残していきたい周りの人たちの「延命措置」だったようだ。亀田誠治さんの呼びかけがきっかけとなったようで、このような国民栄誉賞クラスのバンドが出来上がった。日本音楽史的にファインプレーである。

今回ピックアップした1枚は東京事変の2021年アルバム「音楽」だ。先日たまたまCDの棚を整理していたら目に付いて、そのままプレイヤーに放り込んだ。そして聞いたら、かなり良かったので今回記事にしてみたかった。「私的名盤考察シリーズ」に選定する基準というものはないが、この記事を書いている段階で東京事変の中で一番新しいアルバムを今回選定した。それは何故か?実は自分でもよくわかっていない。これからこの一枚を紐解いていくうちにその理由がわかってくるのかも知れない。それでは今回も同様、名盤考察とは大それたものではないが現代から見えるこのアルバムの形を探ってみたい。

まずは概要。2021年の「ロックの日」6月9日に発売された。まずは曲順とタイトル、そして時間を並べてみる。
1.「孔雀」1:59
2.「毒味」4:03
3.「紫電」3:38
4.「命の帳」3:38
5.「黄金比」4:17
6.「青のID」3:44
7.「闇なる白」3:03
8.「赤の同盟」4:09
9.「銀河民」4:08
10.「獣の理」2:56
11.「緑酒」4:06
12.「薬漬」3:08
13.「一服」2:14

並べて感じる事は、いつもの如く7曲目を中心とした左右対称でかつ「対」になる曲目である。そして今回は色が多く目に付く。「紫」に対して「緑」、「銀」には「金」、「青」に「赤」とカラフルな対比をなしている。だからジャケットはカラフルなんだと思った。個人的にはこう言った曲目の並べ方は「粋だな」と感じるのでかなり好きなのだが、今回の色の意味はタイアップが関係していたようで、そこまで重要では無い。たまには全曲紐解いてみたい。

 

 

1.「孔雀」

孔雀とはまた派手なスタートになるのだろうか?と言った感じで始まるのだが、歌詞が手元に無ければ何を言っているのか聞き取れない。まさに葬儀に参列したときの感覚に近い。ありがたいお経を耳で聞きながら、渡された経典を字面で追いかけているようだ。それもそのはずこの楽曲は椎名林檎さんのアルバム「三毒史」の仏教色の強い1曲目「鶏と蛇と豚」のアンサーソングなのだ。ちなみに「音楽」と「三毒史」は少し繋がっており、男性ボーカルが「音楽」には奇数番目の曲に、「三毒史」には偶数番目の曲に参加している。そんなことに注意しながら聞いてみるのも面白いと思う。

 

また、この曲はメンバーを五臓に例えて紹介している。まさにそれぞれのパートに適したかのような臓器の割り振りだ。

心臓=刃田綴色 (Dr.)、肝臓=亀田誠二 (Ba.)、腎臓=伊澤一葉 (Pf.)、脾臓=浮雲 (Gt.)、肺臓=椎名林檎 (Vo.)

まさに「名は体を表す」と言ったところか。そんなことに感心しながら次の曲へ進む。

2.「毒味」

スムーズに1曲目の最後から繋がる林檎さんの通る声。ピアノ、ベースの音がすぐさま追いかけてくる。グルーブ感をうっすら匂わせながら奏でられるこの曲は私が最も敬愛する将棋棋士羽生善治さんへのラブレターソングだそうだ。一部の歌詞がそれを示している。昨今藤井聡太八冠の話題でもちきりの将棋の世界は厳しい。無双状態の彼が生まれた背景には確実に羽生さんの存在はあったかと思う。何十年も将棋界のトップで孤高の存在だった羽生さんへ捧げたこの曲はアップテンポに3曲目へと繋げる。

3.「紫電

若者に対するメッセージソング。歳を重ねるということはずる賢くもなるのだろう。終盤急激に曲調が変わってしまう。口開けてぽかーんしている人を笑う、その雰囲気が伝わってくる。ちなみに紫電とは鋭い眼光を意味するようで、私みたいなおっさんが若者を睨みつけている様は単なる不審者だとかちょっと思ってしまった。

4.「命の帳」

愛情の伝え方は色々あるし、表現の仕方も様々だ。この楽曲ではピアノ伴奏メインでサラッと歌い上げているが、「僕」と「あなた」がいちゃついているような歌詞にも聞こえる。冒頭では「僕」の肌へ触れる理由を「あなた」に問うている。そして「僕」は「あなた」にとっての1位じゃなきゃ嫌だ、とか言ってる割には結局最後に立場が変わっている。そんな愛されるより、愛したい一曲。何気に深い名曲。

5.「黄金比

何事にも黄金比は存在するのだろうか。しかし、最高に感じる割合は人それぞれである。この楽曲は男女の恋愛が描かれた楽曲だ。二人の関係性を黄金比に例えたのだろうか。実際黄金比という言葉を調べてみると、数学的な言葉でとにかく難しい。1:1.618…と永遠に続く割合で辿り着けない境地だ。簡単に表現すると約5:8というなかなか微妙なバランスだ。男女の関係も永遠にわかり合えないもの、そういったバランスのうえで成り立っているのかも知れない。

黄金比 - Wikipedia

ちなみに記号で書くと「φ(ファイ)」。そう、かのバンドBOØWY(ボウイ)の真ん中の記号だ。このバンドも何とも言えないバランスで成り立っていたバンドだと思う。強烈な個性がぶつかり合って、最高の楽曲が生まれてくるのは、東京事変も同じことが言える。たけど結局黄金比は結果論なのかも知れないと自分なりに納得しただけの話。

6.「青のID」

歌い方が好きだ。これぞ「椎名林檎色」というボーカル。以前も「声色(こわいろ)」と言う記事でも話したが、椎名林檎さんの消え入るような掠れ声がかなり好きだ。単なるハスキーではない。擦り切れ声と呼ぶべきかわからないが、このトーン、ビブラートに近い声は出そうにも中々これほど色っぽく出せる方はいないと決めつけている。とにかくこのアップテンポさに絡みつく林檎さんの声が良い。

7.「闇なる白」

暗いのか明るいのかわからないタイトル。とは言えこの楽曲の歌詞の使い方が面白い。最初に伝えたが、このアルバムの楽曲の並びはこの曲を中心に左右対称なのである。しかも「対」となる意味合いをタイトルに持たせている。そして、この曲の歌詞、「薬」「毒」、「生きる」「死ぬ」、「昼」「夜」、「攻」「防」、「如何様」「公明正大清廉潔白」、「見晴らして辺り全面」「身を隠してしまいたい」、といくらでも対になるワードが散りばめてある。言葉遊びが深い。さて、ここまでお付き合いしていただいたが、まだ半分ということ伝えながら折り返しに入る。

8.「赤の同盟」

この曲の疾走感は程よく心地よい。AメロとBメロが閉じ込める「溜め」がサビで綺麗に解き放たれる。それは決して勢いだけではなく、聞いている側をがっかりさせない程良さである。それは2番の展開がより顕著だ。さてサビへ入ろうかというときにこれでもかと溜めておいてからの全然違う展開。しかし、気が付いたら元に戻った疾走感。説明を聞くより聞いた方が早い。

9.「銀河民」

この曲は日本語の為だけの楽曲ではないようなメロディだ。どんな国の言葉でも当て嵌めて歌ってしまえそうな世界観。そして歌詞はなんとも言えないあるあるネタ。しかしながら単純な言い回しのみならず、少々下世話な話もすっきり収めてしまう。こんなカタチであるある言いたい。

10.「獣の理」

タイトルから伺えるのは野生味あふれるサウンド。しかし、そんな思いとは裏腹にサビはポップなシティサウンド。初期の椎名林檎サウンドの香りが断片的に感じ取れると同時に王道な爽やかメロディ。それもそのはず作曲は亀田誠治さん。やはり椎名さんを最高に活かせるのは亀田さんだよ。

11.「緑酒」

私が東京事変の楽曲で最も好きな2曲のうちのひとつ。あまりにも壮大すぎるメロディ展開、各所で粋な技術を見せる伴奏、和の美しさをこれでもかと訴えてくるMV。東京事変の最高傑作だと思っている。まず、Aメロの歌詞は肩の力を抜けと言わんばかりにホッとさせてくれる。

"各種生業お疲れさん"

このフレーズは椎名林檎というキャラクターに陶酔している「各種生業」のファン、つまり私も含めて鳥肌モノだ。週末の疲れた身体に最後のひと押し、グッーとソファに押し込んでくれるフレーズだ。そして歌詞は自分の実社会における立場を重ねてしまうシーンへと繋がる。

"責任を負う立場になった"

そうなのだ。自分もそういった立場になってしまったのだ。そんな自分の応援歌のように聞こえてくる。自由の大切さを噛み締めることが出来る楽曲でもある。

少し話が戻るが、事変お気に入りもう1曲はデビュー曲の「群青日和」。まだまだロックな荒削り感たっぷりでディストーションな感じの楽曲。この「緑酒」は20年のキャリアの間に少しずつ磨き上げられ、気が付いたらピンと背筋の伸ばさなけならない年齢に辿り着いた同世代の歌に進化していた。現状に満足するわけではないが、ここは一旦これまでの頑張りに緑酒で乾杯したいと思えてしまう。青が緑に色づきいつかは紅葉した楽曲が生まれてくるのか。いずれにせよ名曲中の名曲である。

12.「薬漬」

「緑酒」を聞いて高まった気持ちの昂りを抑えるようなテンポの曲。こういった緩急のバランスが東京事変はうまいと思う。単なるテクニックで片付けるのではなく、聞いている側の心情を覗き込んでいるような感覚に陥る。それと2曲目「毒味」と対になるタイトルだが、よくよく考えると面白い言葉だ。「毒味」という言葉は毒という文字が入っているのに、その毒を回避するための行動を指している。つまり、毒にならない。その一方で「薬漬」という言葉は薬という文字が入っているが、状態としては病的である。なんだかこのアルバムを聞いている自分を表現しているようだ。「毒味」を聞いているころは、どんなアルバムなんだろうと様子を伺っているが、ここ「薬漬」に来る頃にはもう東京事変依存症。まだまだ聞いていたいという精神状態で、もう終わっちまうのか、という寂しさに包み込まれながら次の曲へ進む。

13.「一服」

この楽曲の一番の見どころは、一服と言いながらあっさり閉めてしまう潔さ。曲の最後は余韻を残すことなくバタンと終わらせてしまう。歌詞は椎名林檎さんのファンに対する気持ちが組み込まれているとのこと。しかし、汲み取る暇もなく東京事変の「音楽」世界を堪能する出来た素晴らしい時間は終わりを告げる。

このアルバム全体を通して感じたのは歌詞の素晴らしさである。若い頃の椎名林檎さんの歌詞でも昔の文体のようなものがよく目に付いた。しかし、齢40を超えた女性が書き連ねていく言葉は重みが違う。自分も同じような年齢だからこそ贔屓目もあり、余計に強く感じてしまう。椎名林檎さんは言葉に対してここまでストイックかつフリーダムでセンス抜群なのには何か理由があるのだろうか、様々な思いを巡らせてしまう。

若かりし頃は一見「厨二病」と捉えられても致し方無い歌詞だった。椎名林檎さん自身小っ恥ずかしく感じる歌詞もあるのではないかと思いながら、作曲はバラバラだが作詞は全て椎名林檎さんのこの「音楽」の歌詞のみに目を通してみる。そんな工程を経て感じたこと、まさにこの作品は「音楽文学」と呼んでも差し支えない。そして「ノーベル音楽文学賞」を贈呈したい気分になった。この私の意見には賛否両論あるだろう。直木賞だってノーベル文学賞だって賛否両論あると思えばそんな意見もあってよかろう。とにかくそんな「名文」に「名曲」が載っかった「名作」がこの「音楽」と言うアルバムだ。

さて、ここまでガッツリと書いてみてようやく「私的名盤考察シリーズ」に組み込まれた理由がわかった。東京事変の5人の天才がようやくここに来て「身体=内臓」として本当の意味でバランス良く機能した一枚なんだと思った。東京事変はこれまで「教育」問題に取り組み、「大人」な意見を提案してきた。しかし、そこには「娯楽」という要素がなく「スポーツ」に打ち込むことでその価値を見出して来た。そして「大発見」したのが約10年後のこのアルバム「音楽」だったのだ。原点に戻るような、かつ最先端を我々が突っ走るという「志し」を宣言しているかのようなタイトルの一枚。まさに名盤である。

と、ここまで私の私見を述べ続けてきた。いつも以上に好き勝手に解釈をして作品の意図とは関係ない話をしてきたと思う。そのことは東京事変の皆様には謝らなければならない。また、ファンの皆様にも不快な意見もあったかも知れない。しかし、そこは皆様と同じで東京事変を好きだからこそ出てしまった熱い思い、とご理解いただけるとありがたい。

私のブログは音楽に触れる「きっかけ」を作り出すために日々記している。今回の話で東京事変の「音楽」を1回聞いてみようと思って頂ければこの上ない。