音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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諸行無常なアーティスト 椎名林檎

この度全国ツアーの映像作品「椎名林檎と彼奴等と知る諸行無常」が2023年11月22日がリリースされることになった椎名林檎さん。

このライブは行きたかったが、予定がうまく合わず見送ってしまった。ここ10年余りは映像作品まで手を出さなくなっていたのだが、今回はBD購入しようと考えている。

 

 

結構いろんな特典が付いているみたいなので、上のリンクから中身確認できるので是非どうぞ。このリリースに併せてYouTubeで4曲も垂れ流してくれている。「命の息吹き」「走れゎナンバー」「天国へようこそ」「人生は夢だらけ」と立て続けにどうぞ。

そして、LPまで出てしまうではないか。こうやって搾取され尽くしてしまう。色んな推し活を見ていてそこまでして欲しいんだ、ふーんとくらいしか思わないが、実際自分がその立場に立つとやはり欲しいと思ってしまう。幼い頃から収集癖があった私は恐らくこの先の人生もこうやって悩み続けるのだろう。

まさに諸行無常である。常に変化し続ける椎名さんの音楽性は興味が尽きない。かつては「歌舞伎町の女王」あたりから「本能」のような尖った印象を持った初期。その後母への変化を感じる「りんごのうた」や「透明人間」のようなそれまでとは視点の異なる楽曲の誕生。「NIPPON」や「自由へ道連れ」なんかはガッツリと疾走感のあるバンドサウンドを繰り広げる一方、「人生は夢だらけ」のような壮大な劇場型も作り上げた。椎名林檎作品のごく一部を並べてみたが、それだけでも諸行無常である。なんか単に褒めすぎているようだが、このはかなくも素晴らしい作品たちはこれからも楽しんでいきたい。記事の流れも諸行無常で話を変化し続けさせてみた。最後は椎名林檎作品の最近の傑作だと個人的に思っている東京事変の「緑酒」。素晴らしいMVと共にご一聴を。