音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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緑酒とNIPPONから見えた

秋のこの時期、毎年私は仕事で大きなプレッシャーを感じるミッションがある。今シーズンも無事その重圧から解放された。なんとかクリアし、その充実感とともに「ほっ」とした安心感を手に入れることが出来た。そんなときとある動画が目に付いた。

 

 

「緑酒」からの「NIPPON」の展開。今の椎名林檎さんを体現した2曲だ。決して最新曲でもないし、過去最大のヒット曲というわけではない。しかしながら、まさに至極。先日の記事で紹介した「椎名林檎と彼奴等と知る諸行無常」の映像作品の一部が紹介され続けて今回の動画。

今世界は戦争が多いが、様々な事情を含んでいるために何が良くて悪いかわからない時代になった。そうなったときに私が感じたのは「自分のところは大丈夫か?」と。日本が正しいことばかりとは言わないが、結果は自分たちに必ず影響する。「緑酒」や「NIPPON」が国威発揚の曲というわけではなく、私にとってアイデンティティの在り方を考えることができる2曲だと思う。そんな日本的な部分が見える2曲「緑酒」と「NIPPON」。少し哲学っぽく言ったが、ただこの曲たちが好きなだけ。

 

 

デビューから追いかけ続けているが、この2曲を歌っているパフォーマンスを見て思った。今一番椎名林檎さんの歌、好きかもしれない。これまで20年以上輝き続けてくれたことに感謝。個人的なこの動画最大の見どころは6分半あたり「NIPPON」の間奏が終わる瞬間の椎名さんの動きだ。きっと共感してくれる方がいると信じながらご一聴を。