音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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レコード・コレクターズ 40歳か、、年下だ。おめでとう。

今年も色々あったが、振り返ったときに思い出したのがとある本のことである。レコード・コレクターズも今年で40周年だった。

高校生くらいのときはオリコンなんかを立ち読みしていることが多く、CDでーたミュージックマガジンなんかも手に取ることもあった。EAT magazineなんかも楽しくて読んでいたが、CD屋で働いていた頃定期購読していたのは「DOLL」と「レコード・コレクターズ(以下レココレ)」である。

私が音楽雑誌を定期購読していた時期、インターネットは普及していたものの欲しい情報はやはり雑誌であった。もちろんネットでも深い情報は手に入った。しかし、信頼度も今程高いとは言えなかったし、きちんと"ライターが書いているという情報"のお墨付きを手に入れたかった。また、立ち読みと言う手段もあるが、お金を出して買ったものはやはり気の入れようも変わる。そして購読した本を本棚に順番に並べていくという、収集癖のある人間にとっては重要なミッションを課せられる。

「DOLL」は2009年に休刊となってしまったが、パンク界隈の情報を手に入れることが出来た。いつも表紙のバンドで一喜一憂していた。

今はこのツイートで懐かしさを楽しんでいる。定期的に過去のDOLLを熱く紹介してくれている。非常にありがたい。

「レココレ」を定期購読し始めてから、古い音楽を多く手にとるようになった。原点でありながら、自分にとっては新曲なのだから楽しくないはずがない。またアナログ盤の沼にハマり始めたのもこの頃だ。自分の音楽を聞くことに対する姿勢を変えた一冊である。このブログを書けるのも、書きたいと思ったのもこう言った音楽本の影響があるのは間違いない。

ちなみに「レココレ」の創刊は1982年であるが、この年は「花の82年組」と呼ばれる程多くの歌手がデビューした。中森明菜小泉今日子松本伊代堀ちえみ、シブがき隊等今でも語られるようなアイドル系歌手が多くデビューした。また、バンドに目を向ければ、安全地帯、BOØWY、ザ・スターリンナニワエキスプレス等が挙げられる。これらの名前はいわゆるレジェンドクラスであり、セールス以上に後のアーティストへの影響が大きいバンドが多い。この1982年は音楽的な大きな芽吹きの年ではないかと勝手に思っている。

さて、そんな1982年の12月1日にリリースされたのが、史上最も売れたアルバムと言われる「スリラー」である。マイケル・ジャクソンの代表作であるが、どこを切っても超メジャータイトルの中から「ビリー・ジーン」を最後にご覧いただきたい。不朽の名曲をご一聴。