音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

 当ブログにはアフィリエイト広告が含まれています

親切とは 板歯目の新曲の話

親切ってなんだろう?不思議な言葉だ。英語で「kindness」、フランス語で「gentillesse」、中国語では微妙なニュアンス違いでたくさんある。親を切る、と書いて「親切」。物騒な言葉だなぁ、と思いながら由来を紐解いてみた。

実は『親切』の“親”は、“親しい、身近に接する”という意味です。『親切』の“切”は、“心から”、“ひたすら強く”といった意味があります。“切に願う”といったように使いますよネ。
そんなところから『親切』という漢字には、“より親しい”という思いが込められています。 引用「親切」はどうして“親を切る”と書くの? – ニッポン放送 NEWS ONLINE

ということだそうだ。親しみを強く打ち出す言葉。良い意味としてとらえることもあれば、あまり良くない意味も持つ。「小さな親切、大きなお世話」なんて言葉もある。そう、余計なお世話なことだってある。

親切

親切

  • 板歯目
Amazon

板歯目の新曲のタイトルは「親切」。2025年1月29日発売、約1年ぶりとなった今回の新曲は2人体制となって初めてのリリース。「めんどくせぇ めんどくせぇ」から始まるこの曲は、不穏な雰囲気とともにロックを強く感じる。反抗心の塊のようなサウンドは「強い」板歯目だ。ロックサウンドと「親切心なら消えろ、じゃあ消えろ」という強い意志を感じる歌詞は「切ってしまいたい」と続く。余計なお世話に対する気持ち。抗っているから板歯目はカッコいい。

ギターボーカルの千乂詞音(ちがしおん)、ドラム・庵原大和(いおはらやまと)の2人はこれまでもサポートメンバーを迎えながらやってきた。やっぱり尖っている板歯目がみたい。最後は「親切」のMV。庵原大和作詞作曲の神曲Akira Sakuma氏の超カッコいい映像とともにご一聴。