音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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「鬼と言えば?」節分とあまり関係ない話

節分は年によって異なる。 節分の日付は、暦の変動やうるう年によって変動し、2021年は124年ぶりに2月2日が節分となった。基本的には立春の翌日が「節分」になる。今後しばらくは4年ごと、うるう年の翌年は2月2日が節分となる。そのため2025年は2月2日が節分になるという豆知識。節分だけに。

さて、そんなオチで始まった今回のブログは個人的な話。節分といえば豆をまいて鬼退治である。そんな鬼といえば英語で「オーガ」と訳されることが多い。しかし正確には、というか結構違う生命体だけど同じ扱いになることが多い。しかし、今回はそのあたりの話は割愛させていただく。そんな「オーガ」といえばこの人しか頭をよぎらない。

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範馬勇次郎。漫画家・板垣恵介先生の名作「刃牙(バキ)」シリーズ(以下、刃牙シリーズ)の主人公・範馬刃牙の父親のことである。知らない方には何の話だ?といったところだろうが、とにかく強い。「地上最強の生物」という肩書きを持つこの範馬勇次郎の別名が「オーガ」なのである。恐らくこのシリーズを読んだことある方は「鬼」というワードを聞いたら、「鬼」→「オーガ」→「範馬勇次郎」という思考回路になるはずだと思えるほどインパクトの強いキャラクターなのだ。(以下少しあらすじのネタバレがあるので要注意。)

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さて、そんな刃牙シリーズを私はこよなく愛している。私が出会ったのは高校生のときだったと思うが、最初のシリーズ「グラップラー刃牙」の連載途中だった。友人が単行本を学校のロッカーに揃えていたのを、クラスのみんなで読んでいたのを覚えている。そこではまった私はリアルタイムで読むようになり、単行本も揃え始めた。

格闘技漫画であり、誰が強いか?という期待感を持ちながら楽しめる。一般的に格闘系の漫画は「そんなハズはない」というシーンがよく見られるが、漫画だからと読者が無意識にその非常識を飲み込む。しかし、この刃牙シリーズに関しては、そのバランスが絶妙だった。非常識な話を「もしかしたら」という感覚にさせてくれる数々の名場面が、この漫画には大量に詰め込まれている。そのリアルに近いと感じさせる「臨場感」を板垣恵介先生は天才的に描いている。ごちゃごちゃといったが、とにかく面白い。

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そんなかんじで若い頃繰り返し読んでいた。毎週のように読んでいた日々がいくらか過ぎたとき、私も追い続けるのをやめた。そのきっかけは「親子喧嘩」が終わったからかも知れない。

親子喧嘩といっても漫画の話だ。父・範馬勇次郎と子・範馬刃牙がおこなう親子喧嘩は、ある意味この漫画の根幹になっていた。20年位追いかけていたが、自分の中ではあのあたりでもういいかな?と思ってしまっていた。そしてもう毎週読まなくてもいい日々が始まって10年ほど経過した。

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毎週追いかけはしなくなったが、私は大人買いという技が使えるようになった。結局刃牙からは抜け出せなくなっている。もういいかな?と思いながら、シリーズが全巻揃っているのを見かけると買ってしまう。

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というわけで、今回は私が刃牙を愛してやまないことと板垣恵介先生に感謝を言いたかったという話。

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さて、ここは音楽ブログ。刃牙の話だったため節分からかけ離れてしまった。折角なのでアニメシリーズの主題歌の担当だった青柳涼子さんの「哀 believe」、と思ったがオフィシャルのMV見つからなかった。そこで最後に紹介するのはNetflixでのコラボ劇場版アニメ「範馬刃牙VSケンガンアシュラ」のオープニング、新しい学校のリーダーズ「Fly High」。格闘技漫画の両巨頭がぶつかった内容は想像だけで熱い。結局節分と関係ないけどご一聴。

Fly High

Fly High

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