音楽好きの今の話と昔の話

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ぼちぼちベテラン junkoは戌年 打首獄門同好会

今年一番最初に手にした新譜CDは打首獄門同好会だった。

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2024年1月3日発売の「ぼちぼちベテラン」をリリースしている。今回も勝手にこの名作の話をして勝手に打首を応援したいと思う。トレーラーがあるのでこちらで概要を。

 

ぼちぼちベテラン

ぼちぼちベテラン

  • Living,Dining&kitchen Records
Amazon

 

アルバムをかいつまんで紹介してくれている。これを聞くだけでも打首がさらに進化しているのを感じる。あの腰が砕けるようなくだりの歌詞、そんな歌詞を一度聞いたら耳に残るグッドメロディにうまく嵌め込んだ大澤会長のセンスには賞賛の嵐だ。楽曲をシンプルに耳に流し込むためにかなり試行錯誤したと考えられる。そんな玄人みたいな彼らはもう20年。

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「20年もやってたらベテランって事でいいんじゃないかなって。」と帯に書かれているようにベテランだろ。かなりの自信作だということが歌詞カードの1ページ目に記されている。確かに自信作といっても良い名作だと感じた。打首らしいウンドがめちゃくちゃ高いクオリティで詰め込んである。ごちゃごちゃ言ったが、「普通」に良い。そろそろ収録されている楽曲のMVを一部紹介していきたい。

まずはオフィシャルしまじろうも参戦している「カンガルーはどこに行ったのか?」だ。初めて聞いたときは「?」となった曲だが、聞けば聞くほど奥ゆかしい楽曲だ。

この「死亡フラグを立てないで」は個人的にかなりイチオシの楽曲だ。ストーリー仕立てと「あるある」の歌詞、ポップでキャッチーなメロディというだけで無く、きちんと韻を踏む丁寧さ。大澤会長はきちんと丁寧に韻を踏んでくれるから打首のメロディは綺麗なんだと常々感じる。日本語歌詞ロックの韻踏み二大巨頭はミスチル桜井さんか打首大澤会長だとさっき勝手に思った。

続いては「地味な生活 -SAMBA MAX EDITION-」。この楽曲は2022年夏の曲なのでコロナがどんなものかがわかってきて、イベントも出来るようになった頃。コロナ禍における鬱憤を晴らすMVの監督は「寿司くん」ことヤバTのこやまさん。相変わらず大人数フィナーレが好きです。

「なぜ今日天気が悪い」も名曲である。雨が降った野外フェスに思うあるあるソング。何でもない日は晴れてるのに、降らないでほしい今日降る不条理さをうまく伝えた楽曲。大澤会長の声は確かに特徴的でこれぞ打首と言えるが、あす香さんの声の存在もそれに引けを取らない。どの楽曲でもあす香さんの声はかなりアクセントである。天の声の如く響かせるこの声はなくてはならない。

さて、そんな打首は新たな試みを開始した。ベースのjunkoさんは65歳の誕生日に初めてのタトゥーを足に入れたそうだ。それもともかくだが、今度は「ぷっちょ」と非公式コラボしている。食べ物大好きの打首も勝手に応援しているのでそんな彼らを私も勝手に応援したい。ぼちぼちベテラン、新しいことやり始める新曲を最後にしたい。「部長ぷっちょどう?」はぷっちょヘンザイェでご一聴。