音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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The Dahliaと言うバンド

何ヶ月か前になるがたまたま見かけたツイート。

何故か心の片隅に残っていて、ふーんと思いながら彼らの楽曲を聞いてみた。かなり良い。真っ直ぐで正直な気持ちを率直に歌詞に載せて叫ぶ。

 


自分は若い頃ストレートなメッセージで真っ直ぐなメロディを奏でるバンドは少し敬遠していた。なんかベタな感じが嫌で、王道青春パンクや青春ロックと言った類は避けていた。少しひねくれている位がちょうど良かった。しかし、40過ぎて思うことはそんなことどうでも良い。むしろ何か動かされるものがあればその段階で好きなんだ。好きな音楽聞きたいならスタイルなんて気にするなと思えるようになった。と、話が大きく逸れてしまったが、とにかくこのThe Dahliaと言うバンドを聞いたとき動かされるものがあった。まずは「THUNDER」と言う曲をどうぞ。

このバランスが悪くギターの歪んだ感じ、若くて衝動的だ。そのくせ音は、一音一音しっかりこちらに届けてくれる。このThe Dahliaはボーカル・藤本梨佐子、ギター・船越颯斗、ベース・クボ、ドラムス・ユーシの4人組。

THE CLASHの「Safe European Home」。この曲をカバーをしていると言うだけで認めたい。そして、そんな初期衝動なものばかりではない。次に紹介する「デストロイヤー」なんかは結構渋い硬派な一面も見せてくれる。

ロックしてくれている。こう言うのをやってくれると本格派に感じる良いバンドと思ってしまう。1stEPの「RUIN」からの楽曲「I'm A Lifter」もロックンロールしてメロディアスでキャッチーな1曲だ。

最後は冒頭でも触れた1stEPから「The Honest」と言う曲を。馬鹿正直にやって行くことが全てではない。若い連中なりに考えて賢くやっていってるんだ、ということに改めて気付かされる曲。天邪鬼でも良いからカッコいい音楽を届けてくれていることに感謝。このThe Dahliaというバンドは若さだけではない、実力派の雰囲気を醸し出しているあたりが今後にかなり期待できる。では、ご一聴。