音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

 当ブログにはアフィリエイト広告が含まれています

愛は勝つ

なんとなく昨日ニュース見たりXでいろんな人のポスト見て、昨夜色々考えてしまった。

愛は勝つ」で有名なKANさんが亡くなった。61歳だったそうで、私がよく目にしたのはもう30年以上前だ。先にお伝えするが、特にファンだとか影響を受けたとか言うわけではなく、一般的な認知くらいしかない。知っている曲は「愛は勝つ」と「丸いお尻が許せない」くらいしか知らない。

私のKANさんの印象は「アーティストが好きなアーティスト」。aikoさんとかミスチル桜井和寿さんもファンと公言していたし、何となくそのイメージがある。でもそういったアーティストやファンの方がKANさんの功績を紐解くことにより、私みたいに知らない人が良い音楽を知るきっかけを得ることが出来る。実際Xでaikoさんの発言見て感心したり、ファンの方が「こんな曲作ってるんだよ」みたいなポストを多く見かけて、また、ヒロTことヒロ寺平さんの話もとても興味深く、涙を堪えて喋っていたのを見ると思うところがあった。

私と同世代の方たちはKANさんと一緒に紐付くのは山田邦子さんだろう。バラエティ番組「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」で愛は勝つの替え歌「愛はチキンカツ」が思い出されるであろう。オリジナルよりもその替え歌の歌詞が脳内再生されるのは、当時子供だった世代の一種の病と言っても過言ではない。

今回何故このことを記事にしたかと言うと、日々いろんな方の訃報を耳にするが、特にアーティストのは気にしてしまう。でもよくある話だし、個人的に付き合いがある訳ではないのでそれ程気に留まってない。だけど今回のKANさんは何故か凄く寂しく感じてしまった。その理由を探るために記事を書いてみよう、と思った訳だ。で、わかったことは、自分が思っているよりKANさんが好きなんだと。こどもなりにKANさんの雰囲気が好きだった。そしてあの「愛は勝つ」のピアノイントロは一生忘れることはないだろう。あのイントロのように軽やかに鍵盤を指が走る様子を見ることが出来ないと思うと、普段ロクに聞いていなかった人間でも、とても寂しく感じてしまった。

と、昨夜いろいろ目にしたことがあったので何となく、いわゆる"徒然"書いてみた。駆け足で特に考えて書いていないが、何故か急に芽生えたKANさんに対する熱量を記事にしたくて書いてみた。もし、少しでも共感していただけてKANさんの楽曲に触れるきっかけになればと思い、記事の終わりとしたい。最後は先程少し触れた「やまかつTV」より「やまだかつてないWink」の曲で「さよならだけどさよならじゃない」を最後にお聞きいただきたい。作詞は山田邦子さんで作曲がKANさん。卒業ソングで当時ヒットした。KANさんとはさよならだけど、音楽は残るしさよならじゃない、そんなことを思いながらご一聴を。