昨日は台風が直撃したため、終戦記念日の報道がかなり縮小していた。自分はもちろん戦争を経験していないが、自分の父親ですら経験していない昔話だ。この間実際には多くの戦争が行われており、かつ今も多くの地域で戦争や紛争が起こっている。もちろん犠牲者はこれ以上増えるべきではないし、だからといって私が止められる訳でもない。このあたりの話は難しいのでこのあたりにして、祖父との話をしたい。
私は子供の頃亡くなった祖父に戦争の話をよくされた。記憶の限りでは前線に行った様子はなく、爆撃機を狙って高射砲を撃っていた話を聞いたことがある。子供ながらにそれでは当たる訳ないだろ、と思いつつよく出来た孫のように色んな話を聞いた。規律厳しい軍隊では殴られたという話をよく聞いた。まだ若い祖父も下っ端だったみたいで、殴られた話はかなりの回数聞いたことがあるのでよっぽどの恨み節だったのだろう。
祖父は戦争に対して賛成とも反対とも言ってなかった。ただ、参加せざるを得ない状況だったため、本当にどう言う心境だったかは聞けずじまいに年老いて亡くなってしまった。ひとつだけわかることは昭和天皇の写真をいつまでも飾っていたことくらいだ。一度聞いたことがあるのだが、さすがに祖父も現人神ではなく、普通の人だろうとは思っていた。さすがに戦時中は口が裂けても言えない状況なのは私でもわかる。戦争が終わってからは心の拠り所だったのか、よく皇室関係のテレビは見ていた。それが答えなんだろう。
さて、たまにはこんなブログでも良いのかと。1年のうちこの時期くらいは戦争の事を考えるのも良いのでは。争いは隣近所でも起こる事だけど、やっぱり仲良く平和が一番だと思う。難しいけど仲良くいこーぜ。最後はハイスタの「Happy Xmas(War Is Over)」をご一聴。
