音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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その名は「恋のアメリカ」 マキシマム ザ ホルモンの話

もったいぶってのこの展開。マキシマム ザ ホルモンの5年ぶりのシングルがこの度リリースされた。

えこひいき加盟店でのみ販売されている。近くにお店がない、行ってる時間がないという人のために「ジェネリック盤」も期間限定で受注している。なんともこのバンドらしい様々なセールス形態。本屋さんで販売したこともあったし、あの手この手でやってみている。今回はえこひいき加盟店のみの販売ということで、すごい試みだと思う。加盟店についての詳細は以下。

ご存知ない方に簡単に説明すると、マキシマム ザ ホルモンのファンのお店がマキシマム ザ ホルモンのファンに対してサービスすることだ。なんだその店?と思うかもしれないが、リンク先のとおり、マキシマム ザ ホルモンに公認されて様々なイベントに協力できる画期的なシステムだ。いわばコアなファンを増やし続けられる仕組みだ。結構面倒なこともあるが、ファン故に乗り越えて行ける側面、離れていくケースも多いと思う。基本音源のデジタル配信を嫌う傾向にあったが、時代の波はそう言う訳にもいかなくなった。しかし、そうであってもこのバンドはフィジカルでの販売、つまりCDでの販売にこだわり続けている。しかも出来ればネット販売ではなく直接。CD屋がこれだけ無くなって来た現代、このえこひいき加盟店での販売の方が販路としては大きいかも知れない。1アーティストに特化しているため、むしろこちらの方がバンドにとってはこちらの方が本当に売れるのかも知れない。このあたりの話はまた別の機会に出来れば面白い。

さて、本題は新曲のことである。この変わったシステムで販売される新曲は当初タイトルが発表されていなかった。その理由は特設サイトでご覧いただきたい。そんな経緯のため8月6日になって初めて発表された。

ハッピーボーイによって発表されたタイトルは「恋のアメリカ」である。「恋の〜」シリーズはたくさんあるが今回は果たして何が起こっているのか期待しながらご一聴を。