音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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個性とVaundy

私本日から出勤です。正確には休日出勤で休みの間に機械系統の大幅更新のため、入れ替え業者のために鍵開けて夕方まで待機して鍵閉める。まあ楽と言えば楽だし暇と言えば暇だし。とりあえず残ってる仕事片付けます。

昨年末の紅白は結局見てしまった。素直に見ることができた。山内惠介なんてカオスだったし、純烈だってぐだぐだ感あり、adoの年末音楽番組使い回し感もあった。だが、ツッコミどころはあるものの結構面白かった。その中でも目を見張ったのはVaundy。紅白でのパフォーマンスを見るまで正直舐めてた。確かに「踊り子」を様々な場面で2021年の暮れあたりからよく耳にしていた。2022年に入りかなり話題になっていたが、何となくくらいにしか聞いていなかった。しかし、紅白でのパフォーマンスを見た時正直驚いた。歌上手いなと思ったのと同時に強く個性を感じた。そのカッコよさを見て何故人気があるのかよくわかった気がする。

この「踊り子」は変わった雰囲気の楽曲だなと思っていた。聞けば聞くほどハマっていくような曲、つまりスルメ型の楽曲だ。ご存知の方は多いだろうが簡単に紹介を。2000年生まれのミレニアムボーイの彼は高校から作曲活動を始めて本格的には2019年より活動開始。この年の9月にリリースされたのが「東京フラッシュ」。ご覧いただきたい。

気怠さの中にある確かな歌唱力。楽曲の雰囲気、アーバンなメロディとが実にマッチしている。この独特の声は彼のアクティブさとのギャップが面白い。

2020年にはアルバムをリリースし、各方面から次世代の最注目アーティストにリストアップされた。そして2021年の「不可幸力」をご覧いただきたい。

彼の音楽の幅を感じる楽曲である。この「不可幸力」の後に益々注目度を高めていった。そして冒頭の「踊り子」へと繋がっていく。

2022年にはありとあらゆるところでVaundyの曲は流れた。そして話題のアニメ「チェンソーマン」の主題歌に抜擢された。毎回主題歌が異なるという試みがさらに注目を集め、米津玄師やマキシマム ザ ホルモン、syudouなどそうそうたるメンツの中でも引けを取らない存在だった。ではその主題歌「CHAINSAW BLOOD」をどうぞ。

単独ユニットである彼から放たれたのはいっぱしのバンドサウンドである。すごいメンツの中でもバンドの括りに混ざってしまう程のロック感はすごいと思った。純粋にカッコいいサウンドだ。

紅白で話題になったのが、millet×Aimer×幾田りらのユニットに提供した楽曲「おもかげ」をVaundy本人も参加して歌った。一部であるがどうぞ。

奇跡のコラボと言われて騒がれていたが、自分が提供したのだからまあありえるだろう、と言う野暮なことは放っておいて最後の曲を紹介しよう。紅白で歌唱した「怪獣の花唄」だ。今後も恐らく日本の音楽シーンの中心でウロウロするアーティストであろう。プロデュース能力もさることながら、紅白でも見せた自身の熱いパフォーマンスは凄かった。この凄まじいまでの「個性」は、また見たいと思わせられた。これからも期待出来るアーティストの名曲をご一聴。