新しくて素晴らしいアーティストは次から次へと出てくる。
今話題になっている15歳の弾き語りアーティストでシンガーソングライター「tuki.」の「晩餐歌」だ。2024年冒頭の段階でまだ中学3年生。当たり前だが、Xを見る限り塾に通う受験生のようだ。そのXではごく普通の西日本のイントネーション中学生が垣間見える。そんな彼女から放たれる稀有な声は、次世代の音楽シーンを担う予感さえ感じてしまう。そして、音楽に年齢は関係ないと感じさせてくれる歌声とライティング能力だ。また、このオフィシャルMVは「約束のネバーランド」の作画・出水ぽすかさんが担当している。tuki.さんも約ネバのファンだそうで大変喜んでいることだろうが、現実的な話をすると既に大きなマーケティングが動いていることが見て取れる。実際この「晩餐歌」もアイナ・ジ・エンドさん初主演映画「キリエのうた」の主題歌として使用されている。さらに今後は様々な大型タイアップなどの準備が進んでいると考えられる。
現段階では2つの曲をベースにYouTubeでは配信されており、もう一つの曲は「一輪花」と言う楽曲である。
こちらも15歳とは思えない仕上がりを見せており、各方面で話題となっている。既に音楽シーンの大きな潮流の中で飲み込まれてしまいながらも、SNSでは普通の中学生としての発信をしていて身近に感じてしまう天才アーティスト。そんな彼女はこれからがどんな活躍を見せてくれるのだろうか？と期待できる。
少し謎なのだが、それぞれの楽曲をリリースしているレーベル「月面着陸計画」と言うのがある。色々調べてみたが、答えが見つからず恐らく「tuki.」だから月にちなんだ個人レーベルなのかな？と勝手に思っているが、確証はないのでむしろ誰が情報いただきたい。
さて、大型タイアップといえばあの優里さんもそれぞれの楽曲をカバーしているだけではなく、「晩餐歌」をtuki.さんとコラボしている。最後はそんなコラボを紹介したい。間違いなく2024年は高校生シンガーソングライターとして活躍の場を広げることだろう。まだ若いし、無理せず好きなことやり続けてもらいたい。そんなこと言いながらも期待せずにはいられないコラボをご一聴。
