音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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乃紫と言う新鮮さ

 

乃紫(noa)というアーティストの「とある夏」という曲。私が知ったのは2023年夏のこの曲だった。正直なところ今っぽい青春ソングかなという印象だった。2022年から作詞作曲を始め、私が知った頃にはTikTokを中心に多くのZ世代の支持を得ていた。その中で人気を集めた楽曲「接吻の手引き」をご覧いただきたい。

若い女性、つまり女子高校生あたりの共感を得たことだろう。私はわからんでもないが、もうそんな歳でも無いし、目線が若過ぎていい楽曲だと感じでもあまり耳に入ってこないのが正直な感想だった。しかし、次に紹介する曲「ヘントウタイ」を聞いて考え方が変わった。

看護師姿に拡声器、手術服のバックバンド、そしてあのカメラワークのMVに椎名林檎ファンとして既視感は否めないが、オマージュとしてとらえておこう。私の耳に留まったのはそれではなく、その歌詞だ。いわゆるラブソング、恋の歌と言える。なんか面白く、新鮮に感じた。

 

 

彼女は作詞、作曲、編曲、歌唱、アートワーク制作、ミュージックビデオ制作を全て自ら行う、セルフプロデュースシンガーソングライター。年齢は謎の女子大生的な触れ込みもあったため20歳前後と想像できるが、どこまで個性を持ち込めるか。「アフターオール」という曲もまた違った一面を見せる。

疾走感のあるロックチューンからの何度も言えない憂いを感じる。

次は「東京依存症」という楽曲を紹介したい。軽快な言葉遊びとメロディは今時と言えばそれまでだが、新鮮と言う意味にもなる。

最後は2023年11月の新曲「ホットレモン」。これから様々な楽曲をリリースし続けてくれることだろう。当たり前では無い新鮮さを期待したい。この新曲「ホットレモン」の"火傷するほど胸焦がしてた"の歌詞のような恋したい連中も是非聞いてほしい。ではご一聴。

 

ホットレモン

ホットレモン

  • 乃紫 & maeshima soshi
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