音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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フライディ・チャイナタウンという奇跡の曲

金曜日と言えば週末を迎えるにあたって特別に感じる人も多いだろう。次の日は休みだとか週末の繁忙期に備えて仕事の段取りをしたりと一週間の中でも少し特殊な立ち位置の曜日。そんな「フライデー」にちなんだ楽曲と思いきや、金曜日ではない名曲の話。泰葉さんの「フライディ・チャイナタウン」である。

この曲はあくまで「フライディ」=Fly-Dayなので舞い上がるイメージ。シティポップの代表的な楽曲のひとつとも言われている。韓国のDJ・Night Tempoが2021年にナイトクラブ「フライディ・チャイナタウン」のリミックスを披露したところSNSを中心に話題となりグローバルにリバイバルした。楽曲センスもともかく歌唱力も凄い。

泰葉さんは昭和の偉大な落語家・初代林家三平を父に持ち、そう言った環境が本人のトークに磨きをかけた。そして、本人の個性的な部分ばかりがゴシップとして報じられている。「芸能一家」「笑いの一族」のレッテルを貼られているがこの人は純粋に音楽アーティストなのだ。歌唱力、作曲力、歌に対する姿勢は生粋のシンガーソングライターだ。この「フライディ・チャイナタウン」はご本人曰く一発録りの一発目らしい。しかもそれだけ。それがポリシー。カッコ良すぎるではないか。つまり全部違うのだけど全部本気なのだ。ロックの精神であり、天才肌のアーティストが作った奇跡の曲である。ちなみにこの曲はコードが先に出来上がって、そこへメロディの肉付けがされていったようである。ちなみに、このチャイナタウンは横浜をさしていたようだ。それでは、歌ってみたシリーズの緊迫感をかんじていただきたい。八神純子さんの「みずいろの雨」を。

裏声の使い方が素晴らしい。もちろん泰葉さん作曲の楽曲も素晴らしい。「フライディ・チャイナタウン」に並ぶと言われているシティポップの名曲「ブルーナイト・ブルー」をご覧いただきたい。

泰葉チャンネルさんには許可を得てこの記事に動画を貼り付けまくっているが、素晴らしい楽曲は泰葉チャンネルにてその他にも多く閲覧できるので是非ご覧いただきたい。感謝。

現在は双極性障害ということを公表し、治療に専念されているということなので、復帰に期待したいと思う。お待たせしましたが、そんな期待をしながら「フライディ・チャイナタウン」のライブバージョンをご一聴。