音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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まだまだ熱い ガーリックボーイズ

やはりアレは名盤だ。アレって何?と言われてもアレだよ、アレ。と、タイトルがすぐ出てこないあたり歳を重ねたのをものすごく感じる。今回はそんな名盤の1つ「ポエム」から始まる話をしたい。

「ガーリックボーイズ」

名前を聞いただけで熱気を感じてしまう。早速だが、まずはこの曲「あんた飛ばしすぎ」を聞いて頂きたい。

個人的にはこの「あんた飛ばしすぎ」も収録されている1996年のアルバム「ポエム」は歴史的名盤と思っている。最初聞いたときは意味がわからなかった。しかし、繰り返し聞いているうちにこのバンドの持つポテンシャルの高さを感じることになる。ゴリゴリのハードロックな演奏に、よく聞くと暑苦しい男子が大好物な歌詞。観客の一体感を促すような演奏、メロディは秀逸である。「パリラハイハイ」という合いの手が恐ろしくこの曲を硬派になりすぎないキーワードとなり、ポピュラーさをもたらしている。

続いてはイントロから血湧き肉躍る「兄貴御立腹」をご覧いただこう。

こちらも「ポエム」の中の一曲であるが、ガーリックボーイズの代表曲のひとつである。皆の集団の中にも正義感の強い兄貴的存在の方はいるであろう。その兄貴像を集約したような歌詞である。ゴリゴリのイントロはこの楽曲をバリバリの硬派に仕上げている。

と、まぁこういった感じで硬派なのか何なのか?言葉では表現しづらいが、素晴らしいハードなロックである。冒頭で話したとおり、私も最初はどうとらえてよいのかわからなかった。硬派なのか?パロディなのか?結論は硬派でありパロディなのだ。

ガーリックボーイズの紹介を簡単に。1985年結成、大阪発のバンドである。インディーズ界隈のバンドに多大な影響を与えつつ、2014年暮れに活動休止した。現在は2017年から再活動中だ。お聞きいただいたようにハードな路線のロックでありながら、歌詞はどこかにやけてしまう内容でファンの心を掴んで放さないバンドだ。そんなガーリックボーイズの名曲の「泣き虫デスマッチ」をご覧いただこう。

イントロから疾走感のあるメロディアスなハードロック。ギターのリフが終始カッコいいメロディを奏でている。続けて大御所感たっぷりな曲「YOKOZUNA」をお聞きいただこう。

最後は「レッツビギン!!」で終わりにしたい。大阪の有名ライブハウスの十三ファンダンゴ最後の営業日にライブをしたのがガーリックボーイズだ。彼らが聖地で最後なら皆納得したと言われる程の熱いバンドを改めてご一聴。