最近よく耳にする機会がある。
Hump Backのメジャーデビュー曲にして、青春ソングの名曲「拝啓、少年よ」である。学習教材系のCMタイアップで使用されており、思わず手を止めてCMを見てしまった。このワンコーラスで十分惹きつけることが出来るのは凄い。
ご存知の方も多いだろうからHump Backの説明は簡単に。もともと2009年頃から結成されてメンバーチェンジを経て2016年頃に現体制となった。ちなみに2012年の閃光ライオットに出場しており結果はそこそこであった。インディーズ時代2016年の作品「夜になったら」から「月まで」をどうぞ。
激情感たっぷりで髪でも切りに行こうぜ、と歌い切っている。インディーズでいくつかリリースした後2018年「拝啓、少年よ」でメジャーデビューを果たした。同年リリースしたシングル「涙のゆくえ」から「悲しみのそばに」をどうぞ。今度は髪はしばらく切らないと。
ほとんどの作詞作曲をしているボーカル・林萌々子の強い気持ちを感じる楽曲である。そんなバンドの中心的存在の林萌々子はソロ活動も行なっている。少し遡って2017年の作品「思春期」をご覧いただこう。
ソロとしてももちろんその才能を発揮しているわけだが、やはりバンドサウンドが似合う。2020年の「ティーンエイジサンセット」はまさに若かりしバンド。お聞きいただきたい。
続いては2021年「番狂せ」である。セカンドアルバムからの一曲だが、ロックないい曲だ。サビの最後の歌詞がループするのが印象的である。どうぞ。
紹介したい楽曲はまだまだたくさんあるが、このあたりで。2022の1stEPより「がらくた讃歌」。これからもグイグイとロックな楽曲をリリースし続けることを祈りながらご一聴を。