音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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The MuddiesというRISING★STAR

最初の印象は「硬い」。そんな「硬い」音が耳に飛び込んで来た気がした。

The Muddiesと言うバンド名はシカゴブルースの父とも言われる「Muddy Waters」に由来し、50s~60sのR&B、ソウルにルーツを持ったような音を奏でる。なかなか骨太な今時珍しいバンドだ。現代において決して大衆ウケする音楽ではないかも知れないし、エッジを効かせたサウンドはクセが強い。だが、カッコいい。

メンバーはFUTA(Vocal、Guitar)、KOMEI(Bass)、ISSEI(Guitar)、URARA(Drum)の4ピースバンドだ。ギターの2人は兄弟である。そんな彼らはまだまだ20代前半とめちゃくちゃ若い。そんな彼らがこんな玄人な楽曲で勝負しているのが、興味深くてたまらない。

カバーもオシャレにやってのける。Billie Eilishの「bad guy」をガレージロックアレンジはなかなか秀逸である。一方The Kinksの代表曲「You Really Got Me」のカバーは実に彼ららしい。ストレートにThe Muddiesらしいカバーになっている。

何故このバンドの話を始めたかというと、8月11、12日に北海道で開催されるRISING SUN ROCK FESTIVAL 2023で注目の若手枠であるRISING★STARで出場することを知ったからだ。私もバンド名は見かけたことがあったが、触れたことが無かった。だが、今回出場することを知り、聞いてみたところなかなかのインパクトがあった。それで記事にしてみようと。

さて、ここらへんで最後にしたい。かなりMVがカッコいい楽曲「Parallel World」をご覧いただきたい。本当に洋画のワンシーンのような、クオリティの高いMVを制作した監督は加藤マニさん。映像もさることながら、こんな若い連中が演っている事実に衝撃を受けてしまう。では、ご一聴を。

 

Parallel World

Parallel World

  • The Muddies
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