音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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ClariSとベストテンの話

以前記事にしたClariSのコンセプトEPの続き。

この「淋しい熱帯魚」と同じく収録されるのが南野陽子さんが自身主演の映画の主題歌「はいからさんが通る」である。「淋しい熱帯魚」のMVできちんと前振りがしてあった。ベストテン形式での曲紹介であるが、第1位が前作の「淋しい熱帯魚」で第2位が今回の「はいからさんが通る」である。そして、気になる第3位は松田聖子さんの「赤いスイートピー」である。こちらのカバーは2016年のカバーアルバムにてリリースしたことがあるのでここで一旦終了だと思う。もしかしたら何かの伏線なのかも知れないが。

さてこの並びのランキング、1位「淋しい熱帯魚」、2位「はいからさんが通る」は実際あったのだろうか?答えは「NO」だ。調べてみると「淋しい熱帯魚」のリリースは1989年7月5日。「はいからさんが通る」のリリースは1988年の12月2日である。「はいからさんが通る」はヒット曲ではあるがさすがに半年もベストテンに残れなかった。しかし、実際の週間最高位は2位とそこは忠実に再現されている。ちなみに年間ランキングなどでもこの状態にはなっていない。そもそもベストテンが1989年の9月に終了しており、「淋しい熱帯魚」はベストテン圏内中に番組が終了しているという貴重なタイミングであった。

さて話は色々逸れたが、今回のコンセプトEPはジャケットから注目を浴びている。そんなClariSのカバーシリーズの今後の展開を期待しながらご一聴を。