音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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触れていたい 宇多田ヒカルその4

ここまでの段階で3回も記事にした。しかもなかなか早いペースだ。

2005年から日本での活動を再開したヒッキーは「Be My Last」をシングルリリース。

そして2006年には4thアルバム「ULTRA BLUE」を世に放った。その後みんなのうたで「ぼくはくま」が話題になったりと定期的に音楽シーンを賑わすものの、実際セールス的にはこれまで勢いはなかった。この4thアルバム「ULTRA BLUE」はオリジナルアルバムでミリオンに初めて達しなかった。そのことが良いか悪いかは別として、数字という点では下がっている。しかし、2007年にリリースされた「Flavor Of Life」で状況が変わってくる。

冒頭のから強烈な印象的なメロディとフレーズでブレイクしたこの楽曲は、デジタルシングル売上で1位を獲得した。特にデジタルに関しては様々な指標があるため、すべての世界一とはいい難いが総計で700万ダウンロードを記録するなど数字としてはかなりのものであった。その勢いのままリリースされたのが「Beautiful World」であった。

いわゆる新劇こと「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」のタイアップとなり、多くの場面で耳にすることになった。個人的にエヴァには思い入れがあったため、正直宇多田ヒカルで大丈夫か?と懐疑的な見方であったが、蓋を開けてみるとなかなか素晴らしい。完結した今となっては宇多田ヒカルで良かったと思える程である。

そして、2008年に入りリリースされたのが「HEART STATION」である。ラジオをテーマにした楽曲だ。

その後リリースされた同名タイトルである5thアルバム「HEART STATION」はミリオンを達成した。そして彼女はUtada名義で二度目の世界挑戦をした。

Utada名義の2ndアルバム「This Is The One」は前作よりは良い結果を出すことが出来た。その後2010年に翌年以降「人間活動」を行うことを発表した。レコード会社関係でいざこざがあったりと、なんやかんやあったが実質充電期間となった。

最後はこの「人間活動」期間に発表された「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の曲「桜流し」をお聞きいただきたい。この期間には母親が亡くなったり、再婚して出産したりと様々なことがあったようだが、この「桜流し」はこれまでとは少し違う趣をみせている曲に仕上がっている。そろそろ話も終盤に向けてご一聴を。

 

ULTRA BLUE

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