音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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祝・半年 半分 1/2

無事ブログ開始から半年が経ちました。まずは何と言っても皆様に感謝です。いくら好き勝手書いてるとは言え皆様のリアクションがあるから、毎日書き続けていられるのは本当です。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

さて半年と言えば半分。つまり1/2。ではどうぞ。

川本真琴「1/2」。今回はそんな彼女の話でも。1996年岡村靖幸氏プロデュースで鮮烈なデビュー曲「愛の才能」をリリース。たしかに衝撃的だった。当時カウントダウンTVの主題歌かなんかだったと思うが、慌ててシングルを買いに走った覚えがある。「すごいアコギ女が現れたぞ」と思った。実際彼女みたいにJ-POPでアコギ担いでトップシーンで歌ったアーティストのはしりではないだろうか。確かにイルカさんみたいなフォーク世代ではいたが、このシーンでは珍しかったと記憶する。そんな「愛の才能」をお聞きいただきたい。

もちろん岡村靖幸氏の色が濃く出ているのは事実だ。しかし、結局は「川本真琴」の曲になっている。この不思議な感じのまま2ndシングルの「DNA」と続けての「1/2」がヒット。その後リリースされた1stアルバム「川本真琴」が大ヒットした。確かにこれは名盤だ。是非聞いていただきたい。その後リリースされた曲は個人的にかなり好きな曲「桜」である。では桜ソングの中でも神曲をどうぞ。

まだ桜には早い季節だがいかがだろう?冒頭の歌詞への入り方から早速変化球である。メロディ、アクセントが不思議なまんま、たまに意味がわからない歌詞を早口で並べていく。しかし、歌詞もはっきり聞き取れるし、浮ついた春・桜の情景がものすごく浮かぶ曲だ。「でーきないできないできないできない」がかなり印象的だ。

これらのヒットの一方売り方と彼女自身の考え方での違いから、少しずつ表舞台からフェイドアウトしていくようにインディーズシーンへと移っていく。自分のやりたかったことを続けていたのが2000年代だろうか。様々アーティストとのコラボを繰り返している。このあたりの活動も興味深いものが多いがまたの機会に。

最後は今の川本真琴さんをご覧いただきたい。曲は冒頭と同じ「1/2」の2022年9月のライブバージョンだ。年齢は聞かないであげてほしいが私より5,6歳上だと知っている。でも、それを感じさせない彼女のはじけっぷりがご覧いただける。この名曲のサビにかかる転調と不思議な世界観の歌詞はまさに天才である。歌詞の内容もきちんと時代を先取り今に通用するような内容。2コの心臓がくっついてく、なんて異次元な歌詞をご一聴。

 

 

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