ふらふらYouTubeを見てるとこんな音楽に出会した。
井上園子さんというシンガーの「常盤炭坑節」だ。なぜ彼女がギター片手に民謡を歌っているのか。ものすごく気になる声が気になったので少し紐解いてみたい。
井上園子さんは1998年10月17日生まれで湘南に在住。2022年から音楽活動を始めて今年2024年9月に1stアルバム「ほころび」をリリースしている。抱えているギターは父さんのものらしい。令和の時代にあって昭和ノスタルジック「三畳一間ソング」を奏でている。アルバムがリリースされているレーベルはP-VINE。相変わらず渋いところを突いてくる。その「ほころび」から1曲、「カウボウイの口癖」をどうぞ。
いい声だし、コメント欄を見ると高田渡さんの名前を見かける。詳しく知るジャンルではないため誤認があるかも知れないが、自分のイメージする高田渡さんを意識したパフォーマンスのような気がする。
彼女の動画を見ているとコメント欄での評価が高い。賞賛コメントはいろんなアーティストで当たり前に見かけるけど、彼女に対する視聴者の熱量が大きいことを感じるものがチラホラ見受けられた。確かに初めて耳にしたときの違和感というか衝撃はなかなかのものだった。
令和の時代にこんなアーティストがいて、光るものを感じるのは、やっぱりに彼女が「持っている」フォークシンガーだということだろう。最後は「あの街この街」という楽曲で。2025年に入ってもこのスタイルを続けて、魅了して欲しい。ではご一聴。