音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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レジェンドのクオリティ

年末の記事でブログを書くようになって、以前より音楽に対して真摯に向き合えるようになったと書いたが、年始早々それを感じる事ができた。

昨晩年末のベストヒットUSAを録画しているのを見た。2時間スペシャルだったのだが、なかなか面白かった。小林克也さんがゲストにくりぃむしちゅーの有田さんを招いて2022年のトップ20を振り返ったりしていた。テレビで見る有田さんがアメリカンチャートについて、大人しく真面目に語り合っているのを見ると違和感しかない。しかし、普段は音楽好きな普通のおっさんなんだなと、かえって親しみを覚えた。

その他にも小林克也さんはa-haや今度来日するスティングとリモートでインタビューをしていた。

a-haの「Take On Me」はどうしてもリール・ビッグ・フィッシュが頭をかすめてしまう。

また、改めてスティングの「Englishman in New York」を聞くと曲の構成がすごいことに今更気がついた。若い時からたまに耳にするスティングの代表曲だが、メロディは知っていたもののじっくり聞いた覚えはなかった。そして、今回じっくりとMV含め鑑賞させてもらった。インタビュー直後目にしたのもあってか、この曲の偉大さに気がつく事ができた。幾らかの年月をかけていろんな音楽を聞いてきたが、歳をとるのも悪くないなと思った瞬間であった。

さて、今回記事を書こうと思った一番のきっかけはRHYMESTER宇多丸さんとのコーナー。マイケル・ジャクソンの「Thriller」のMVを鑑賞したのだが、非常によく感じたからだ。知っている楽曲・MVなのだが、これも改めて見るとまさにひとつの短編ホラーミュージカル映画を見ているようだった。宇多丸さんも言っていたが、貯めに貯めてからのあのサビ。まだかまだかと待たせて起きながら当時としては神業とも言える特殊メイク。そこからの誰もが一度は目にした事があるあのダンス。ストーリー要素も若干ではあるが持たせながらの高いクオリティでのパフォーマンスは、40年近く経った今でも圧巻である。製作陣にもこだわりを持っていたので、世界で最も有名なMVのひとつとなった。このクオリティに改めて気付けたのもブログを書き始めたきっかけなのかも知れない。そんな思いを込めてご一聴を。