音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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なかねかなは熱いヤツ

そろそろこの人にも触れておこう。「なかねかな」だ。2021年「モテすぎて草、誘ってて森」でブレイクした。早速ご覧いただこう。

冒頭の語りから笑える。なかねかなさんは「劇団四季」の研究生に合格した実力の持ち主とだけあって、表現力は恐ろしく高い。そしてゆでたまご安井さんの作ったグッドメロディを歌い上げる。パフォーマンスのクオリティが異常なまでに高いが、歌詞がくだらない。それがより際立つMV。お遊びのようで、よく見ると職人技の音楽を届けてくれている。

ご存知の方も多いだろうが、簡単になかねかなさんの紹介を。前述のした通り劇団四季の研究生に19歳で合格した。また、22歳のときにはニューヨークのアポロシアターでアマチュアナイトに出演し、2位を獲るという輝かしい実績を持つ。その後、2020年頃からTikTokで頭角を表した。そして冒頭の「モテすぎて草、誘ってて森」で一躍有名になり、遂にはメジャーデビューしてしまった。

続いては「AWA」と言う曲をご紹介したい。サビの振り付けが良い。とりあえずご覧いただきたい。

改めて思うが、才能の無駄遣いと言ってしまいそうになるくらい、歌上手い。そしてユニークな声でもある。この後セカンドブレイクとも言えるこの曲でまたもや注目を集める。

この2022年作品「demo」がネット界隈でも話題を集めた。内容をご覧いただくとわかるが、とにかくカッコつけてるが、歌詞がくだらない。仕舞いにはみんなでクラップしながら歌っている。どこまでオシャレカッコつけても、単なる免許がないというだけの楽曲だ。素晴らしい。そしてその後すかさずリリースされた続編「daga」をお聞きいただきたい。

相変わらず素晴らしいサビ落ちである。「demo」は昼間の情景をモチーフした楽曲とMVだったが、「daga」は対照的に夜を描いたサウンドになっている。アンサーソングとも言えるこの楽曲でも感じるが、なかねさんは曲に合わせて声色をうまく表現出来ている。さすが劇団四季

そろそろ最後の曲「胸元からニジマス」を紹介したい。ここまで散々才能の無駄遣いだとか、くだらない歌詞だとか並べてきたが、あくまで彼女への賛辞だ。正直な歌詞で良いメロディで笑顔になれるそんな幸せを感じることができる、それが「なかねかな」の歌だ。「胸元からニジマス」の冒頭で彼女は熱いことを言っているのだが、そのまま曲を聞くとマジで泣ける。歌詞にある"今の日本に最大のくだらねぇを"が私に強く突き刺さった。この曲は紛れもなく名曲である。では、彼女にとってのファンのために作った照れ隠しソングをご一聴。

 

demo

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