音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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季節外れの「サーフィン・U.S.A.」

ビーチ・ボーイズと言えば?とこの曲をあげる方も多いだろう、「サーフィン・U.S.A.」。印象的なイントロから始まるこのサーフィンソングのリリックビデオがつい先日アップされていた。なんでこのタイミングなんだろう?と思いつつ調べてみるとこの曲も収録されている同名アルバム「サーフィン・U.S.A.」がリリースされた日だったようだ。1963年3月25日に発売されてから今年で60年の還暦だ。確かにオールディーズの分類に入る楽曲だし、どこか古めかしいが冒頭のリフはこの曲の代名詞だ。ちなみに原曲はチャック・ベリーの1958年「Sweet Little Sixteen」という曲で、ブライアン・ウィルソンが歌詞を書き換えたものが「サーフィン・U.S.A.」である。ちなみに原曲をどうぞ。

少し印象はことなるが、ロックンロールの感じはそのまま残している。歌詞の内容も全然違う。チャック・ベリーアメリカの東部が舞台となっているが、ビーチ・ボーイズは西海岸カリフォルニアを舞台として対比を成している。それに併せてギターを乾いた音にすることにより、ビーチの印象を強くしたブライアン・ウィルソンはやはり天才か。あらためて60年前の音をご一聴。