音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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バンドミュージックの未来

気がついたら今回が150記事目。ここまで書き続けられたのも本当に皆様のおかげです。ありがとうございます。そして、反応があることが非常にありがたく思います。今後も何卒宜しくお願いします。

さて、先日からなんかやたら当ブログのアクセスが増えていた。詳しくアクセスを解析してみると検索で先日の記事がやたら引っかかっているようだ。

私がブランデー戦記の記事を書こうと見かけたとき再生回数は3000くらいだった。そこからわずか3日で10万を超えた。こうやってバンドの名が広がる瞬間は見てて面白い。火がつくとはこういうことだ。こう行ったケースでは、仕掛け人がいることが多いだろうが、やはりバンドの中身が良いということが大前提でないと評価はされない。このブランデー戦記というバンドがどのようになっていくか注目だ。

こういった火が付くと言う瞬間で思い出すバンドはモンパチことMONGOL800だ。当時CD屋にいたのだが、とにかく反響がすごかった。ファーストアルバム「GO ON AS YOU ARE」が全国発売になったとき一部界隈では話題になった。私も友人に紹介されよく聞いた。

確か記憶が正しければ初めて大阪でのライブを見に行ったが、そのときもその界隈ではすごい人気だった。あくまでその界隈。

その後あの有名なアルバム「MESSAGE」である。この当時CD屋で働き始めた直後のことであったが、よく覚えている。個人的には推していたが、どこまで売れるだろうかとわからなかった。しかし、蓋を開けるとインディーズ盤ながら恐ろしい勢いで売れていった。こういうのを目の当たりにすると、なんと言っていいのかわからないがとにかくワクワクする。

やはり新たなバンドがブレイクするのは楽しく感じる。若い頃はそういった自分が好きなバンドがブレイクしていくのを見ると、嬉しいと同時に自分の近くから離れていくような寂しさを感じた。別に自分のものではないのに。今はそういった感情は全く無く、ただ純粋に嬉しいし楽しみだ。活躍すればする程新しい楽曲を見ることが出来る機会も増えるだろうし、ただでさえバンド音楽が世界のミュージックシーンから消えていっている。アメリビルボードチャートに比べれば日本ではまだバンドミュージックはある程度健在だが、今後はわからない。売れて寂しいという感情なんてものどころか、シーンからバンドミュージック消えていく寂しさが目の前に来ているのかも知れない。

先日ライブを見に行ったマルーン5はこういった状態を危惧してかどうか、変化することで新しい価値を見出しているバンドである。

商業的だと批判されることもあるが、目に付かないことには自分たちの本当のメッセージを伝えることも叶わなくなるかも知れないのだ。

まぁここまで偉そうにバンドミュージックについて話したが、結局良いバンドの良い音楽が世に知れ渡るのが嬉しいというだけの話である。折角なんで最後にブランデー戦記の「Musica」をご一聴。

 

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  • アーティスト:MONGOL800
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