音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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sell out

今日頑張れば明日から3連休の方も多いのではないでしょうか。ブルーノマーズの来日ツアーが10月にあります。先日から先行抽選が始まってます。折角なので申し込もうか否か迷ってます。抽選なので売り切れはないですが、どうしよう。

そんな感じで今回のタイトルの意味は直訳すると「売り切れ」、しかしスラングとしては「裏切り、自分を安売りする」などの意味があります。

紹介するのはアメリカ・カリフォルニア州発のバンド「REEL BIG FISH」です。90年代始め頃に結成されたスカパンクロックバンドと言ったらわかりやすいでしょうか。最初からいるメンバーはボーカル兼リードギターのアーロンだけで、あと入れ替わりが激しいがリズムギター、ベース、ドラムス、ホーン隊と言った構成です。

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なんか懐かしのチラシを私の宝箱から発見しました。

彼らの音楽はとにかくゴキゲンです。そして皮肉を言いまくる。でも聞いててスカッとします。。別に洒落ではないです。。

彼らを一躍有名にしたのがa-haの大ヒット「テイク・オン・ミー」をカバーしたこの楽曲です。

実にこの曲をチョイスしているあたり、皮肉屋の彼ららしいです。

この曲でもそうなんですが、スカで軽〜いノリを持たせて曲を展開していき、急にハードロックテイストなギターリフをねじ込みます。その間もホーン隊が絶妙な演奏でこのバンドのオリジナリティをキープしています。そして、ここぞというところで縦ノリを挟み込んで聞いている人たちを巻き込みます。そしてサビへなだれこんでいきます。サビの冒頭は溜め込んで、後半で疾走感バリバリの世界へと誘います。そしてまた聞きたいと思えるのが彼らです。

かつて彼らのツアー見に行ったことありますが、めちゃくちゃ良かったです。演奏激ウマ!言葉わからんけど客のせるの激ウマ!一流のエンターテイナーだなぁと思いました。私の生涯でもベスト3に入るライブです。完全にライブバンドです。やっぱりライブはよいのです。

最後にタイトルチューンの「sell out」です。売れるためなら何でもするバンドに対して皮肉たっぷりに歌います。是非ご一聴を。