いつの時代にも歌姫と呼ばれる人がいますが、彼女は現段階でそう呼ばれるひとりでしょう。
今回の話は「ado」
彼女を知ったきっかけは大多数の皆さんと同じで「うっせぇわ」です。
私個人はボカロ系はあまり聞かないので知識としては疎いですが、初音ミクが出たときは正直すごいことが起こると思いました。
当時は偏ったジャンルがメインではありましたが、私見ではありますが新しい楽器が出来たと強く感じました。
その後は周知とおり米津しかり、様々なボカロPと呼ばれる人が多く世に出てきてますね。
ネット界隈を見てると今最も数が多いジャンルの音楽なのではないかなと思います。
・・・すみません、しかしながら前述のとおり疎いジャンルなので話を戻したいと思います。
彼女の表現力はすごい。その一言。たしかに歌上手い歌手はいくらでもいるし、うっせぇわ聞いた時も上手いな〜程度にしか思わなかった。
だけどこれ聞いて久々にゾワゾワしました。
すごいですね。歌詞は厨二病感ありますが、絶望感とか下から睨め付けるギラギラした雰囲気がすごく伝わります。新時代という曲も歌詞は結構ネガティブな部分が主となり希望を見出そうとしているので、似ているなと勝手に思ってます。
彼女みたいにボカロが普及することにより洗練されたボーカルが増えていくと思いますし、実際に無茶苦茶たくさん見かけます。だけど、やはり上手いだけではいけないってことは時代が証明しています。やっぱり個性的で「華」のある歌手が多く出てくることを望んでいます。
そんな彼女はこの歌の歌詞のように現実の不安や葛藤を切り拓いて新時代を築くひとりなのかもしれません。ではご一聴を。