音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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Living Room Musicが聞こえる

なんだろう。不思議な気持ちだ。失礼な言い方になって申し訳ないが、リビングルームで夫婦が有名な曲を歌っているだけなのに。なんだか心地よくなる。

我らがハイスタ、Hi-STANDARDの名曲「DEAR MY FRIEND」のカバーだ。こうやってこの曲を聞くと、ハイスタが如何にグッドメロディメーカーなのかがわかる。と、この夫婦のシンプルながらアレンジが素晴らしく良い。少しハスキーでスモーキーな感じで歌うのが「かよ」さんという方。ウクレレを弾いていたのが旦那さんだが名前がわからない。そしてユニット名すらわからない。Living Room Musicとしか提示されていない。しかし、星の数ほどある動画の中で目に留まるのは、何か惹きつける要素をこの夫婦は持っているに違いない。

こちらもくるりの名曲「ばらの花」。もともとミディアムスローテンポな曲で、大幅なイメージ変化というわけではないが良いバランスのアレンジだ。また旦那さんのウクレレとコーラスが程よく効いている。まだまだ行くよ。

まさかのガンズ。Guns N' Rosesの「Welcome to the Jungle」をこの2人が演ることによって、違う世界観が広がる。アコギカバーではなくピコピコカバーなるアレンジ。まさかのアレンジでこちらも意表を突かれる。次は落ち着こう。

作詞・松本隆、作曲・細野晴臣の楽曲をChappieが歌っていた「七夕の夜、君に逢いたい」。Chappieとは1999年当時出回っていた着せ替えキャラクターというかアバターというか。ピンと来ない方はこちらを見たら「あっ!」と思うだろう。

と、話が逸れてしまったが、Living Room Musicのお二人がウクレレバージョンで軽やかに歌いあげる。マジで良いと思う。あ、わかると思うがChappieの中の人は森高千里さんだ。

最後はまたもやハイスタのカバー。実はこの記事を書こうと思った「きっかけ」はこの映像を見たからだ。サタニックからこちら、ハイスタ界隈はメンバー募集などで賑わっている。この「STAY GOLD」はあの時の自分を振り返って、今は自分は頑張れてるかな?と考えさせてくれたり、ハングリーな気持ちを思い出させてくれる名曲だ。懐かしくてなんか泥臭い。しかし、このふたりが演奏すると肩の力を抜いて落ち着いてやっていこうって感じになる。不思議だけど、オリジナルを別の角度から見ている感じ。だけど結局はゴールは同じで、あの頃の気持ちを忘れないでおこうってなる。原曲のポテンシャルをさらに引き出すアレンジ。本当によい楽曲をチョイスしてくれたLiving Room Musicのおふたりには感謝しかない。こんなにノスタルジックな気持ちにさせてくれた。まだまだたくさんあるわけではないが、選曲センスが抜群で今後に期待したい。ではそんな名アレンジをご一聴。

 

 

ばらの花

ばらの花

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