音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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ハイスタをカバー

あれからもう1年だ。

ハイスタ(Hi-STANDARD)の元ドラム・ツネこと恒岡章さんが亡くなって1年を迎えるのが2月14日だ。まだ実感が湧かないという方も多いと思う。折角なんで今回はハイスタにちなんだ記事を書きたかった。以前ハイスタのカバーは秀逸だと皆に伝えたかった記事を書いた。

そこで今回はそんなハイスタをカバーした人たちをリストアップしてみたいと思った。何故今更そんなことを考えたのかというと、Living Room Musicのおふたりのカバー動画を見て思うところがあったからだ。

以前はYouTubeなんかでよく見かける「うたってみた」系動画は避けていた。あくまで歌上手い人が同じように歌ってみてもどこか認めたくない自分がいた。確かにうまいことは素晴らしいし、そのやっている人は悪くない。だけど、オリジナルに近いことをやっても何か惹きつけるものが無ければ、上手いだけでは…というのが本心だった。少し失礼な言い方になるかも知れないが、カラオケと何が違うのかと思ってしまう。オリジナルが素晴らしいと感じるのは、歌の上手い下手の部分以外の要素があると思っているからである。カバーは良いのか?という点では良い、と言える。そこにはしっかりアレンジという過程を経て、違う作品へ形を変えているからだ。それはThe Beatlesだってたくさんカバーしているけど素晴らしいと感じるし、ハイスタは好きだ。アレンジが面白いと感じれば上手い下手とか二の次に思う性格なのだ。なので歌が上手い人を否定するつもりもないし、むしろ素晴らしいことだと思うけど私個人の考え方なので、そのあたりの線引きをご理解いただきたい。とは言え、最近はかなり考え方も変わってきて、音楽だったらどんな形でも良いなと思っている自分もいる。懐かしかったり、めちゃくちゃうまかったりすると、オリジナルと同じでもカッコいいと見入ってしまうのは歳を重ねて来たからかも知れない。結局はおっさんがめんどくさい解釈をしているだけの話。個人の感想ということでご理解ください。

さて、話が随分それてしまったがハイスタのカバーの話。まずは最初に名前を出したLiving Room Music。「STARRY NIGHT」をウクレレカバー。この夫婦はハイスタ好きなんだなぁと感じる。リスペクトがこちらに伝わってくる。

同じく「STARRY NIGHT」を久保琴音さんという方がカバー。アコースティックギターで弾き語っている様子はかなり熱量を感じる。

PunkRockCoolGuyなる方が「THE SOUND OF SECRET MINDS」を熱唱している。やっぱりアコギアレンジになってしまう。しかし、その情熱は十分伝わってくる。

続いては「CLOSE TO ME」をカバーするのは

Prabu Pramayoughaというインドネシアの方なのかな?詳細はわからないが日本好きのハイスタ好きの方だ。

もうここまでくるとマルチタレントのNelson Babin-Coyさん、ネルソン・バンビコイさんのカバー「STAY GOLD」も見てみよう。

今回はハイスタにちなんだ記事を書いてきた。ここまでいくつか紹介してきたが、最後はハイスタがカバーしている楽曲にしたい。「Green Acres」という海外ドラマの主題歌もハイスタにかかれば名カバーとなる。ハイスタの名盤「MAKING THE ROAD」に収録されているのでご存知の方も多いであろう。きちんと日本版とした歌詞にアレンジしてあり、そんな細かい芸がハイスタらしい。ドラムはもちろんツネである。ではご一聴を。