音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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手回しオルガンの奇跡は重ねて起こる

奇跡とな重ねて起こることを今回知ることになった。先日記事にした手回しオルガン奏者の話を再び。

このとき紹介した「Yuki Kojima」「Koji Koji Moheji」こと小嶋佑樹さんが最近恐ろしいことをした。何をしたかという前にまずはその話をしようと思った経緯を簡単に説明させて欲しい。

 

 

まず手回しオルガンとはなんぞや?という方は是非上の過去記事をご覧いただきたい。今回の話はその前置きがあると更に面白くなる。みなさんご存知のパッヘルベルの「カノン」。

「究極のメロディ」と言っても過言ではないパッヘルベルの「カノン」。この動画のN響の方々の演奏からもわかるとおりカノンは輪唱とは異なり、少し複雑な追演奏になっている。バロック音楽は触り程度しか嗜んでいないので、成り立ち等わからないがとても興味深い音楽だ。難しいことはわからないが、とにかく面白く良い音楽であることには間違いない。

 

 

そんなパッヘルベルの「カノン」を小嶋佑樹さんなりに手回しオルガンで再現した。その方法が冒頭で言ったとおり「恐ろしい」のだ。

1つのブックで2つの手回しオルガンを並べて繋げて演奏している。めちゃくちゃ面白い。あまりにも感動してしまい、つい先日じっくりとブログを書くと言ったにも関わらず、またすぐ書いてしまっている。単純に重ねて輪唱するのではなく、それぞれ違う演奏を重ねているため、手回しオルガンの音の厚みが増している。重ねて奇跡は起こる。非常に面白いパフォーマンスだと思う。

 

小嶋さんは誰もやってないことに挑戦するアーティストだ。今回のカノンの試みももしかしたら、誰もやったことがないことだったのかも知れない。この記事を書いている時、そんな彼はまた挑戦していた。富士山に手回しオルガンを背負って登るらしい。そして頂上で演奏する。すごい挑戦だと思う。

https://youtu.be/QAUp5skoNR4?si=RMp8fcA-HZWtuPlq:t embed

無事に頑張ってもらいたい。さて、最後は最近の手回しオルガン動画で人気のものからYukopiゆこぴの「強風オールバック」を。こちらがあっと驚いしてまうパフォーマンスを繰り広げてくれる小嶋佑樹さんをこれからも応援していきたい。富士登山演奏の成功を祈ってのご一聴を。