音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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お金がない!とDOOPがループ

先日とある方のツイートに対して何となく反応してしまった。「いっちばん好きなドラマ」を教えてくださいとのことだったので、しばらく考えてしまった。そして、出た答えは「お金がない!」だった。

 

 

お金がない!」は1994年の織田裕二さん主演ドラマ。簡単なあらすじを言うと貧乏な青年のサクセスストーリーだ。細かい内容はなんとなくでしか覚えてないが、当時思春期の私は夢中で見た記憶がある。バブル崩壊した直後の企業ドラマであったが、今見たら内容は稚拙に感じるかも知れない。だけど、サクセスストーリーという部分は、子供が見ても面白いと思う。オチもきちんあるドラマだったので、サラッと見るにはかなりオススメである。この後織田裕二さんはあの「踊る大捜査線」スタートさせてさらに人気を得るが、この「お金がない!」の雰囲気を引き継いでいると感じるのは私だけかも知れない。

 

 

さて、先ほどのツイートの話だが、1番好きなドラマは多分そのときの気分で変わるだろう。だけれども「お金がない!」が1番でも間違いではない。そんなことを思いながらツイートしていると、このドラマの曲が強烈にフラッシュバックしてきた。それは織田裕二さんが歌っている「OVER THE TROUBLE」ではない。こちらの音楽を聞いて懐かしさのあまり鳥肌が立ってしまう方もいるかも知れない。

DOOPの「DOOP」と言う1990年代中頃の曲だ。DOOPとはオランダの2人組 Ferry RidderhofとPeter Garnefskiの音楽ユニットで当時様々なシーンで耳にした。

1920年代のチャールストンスタイルをベースとした楽曲と言われており、いわゆるswing jazzような感じをイメージしたらわかりやすいかと思う。そのチャールストンにダンスミュージックを掛け合わせたのがこの「DOOP」になる。こんな感じで踊っていたりもする。

頭の中に残る中毒性の高いループソングである。この曲はイギリスのポップチャートで1位を獲得する等各国でも人気の楽曲だった。続いて紹介する「Wan Too」のMVは日本をモチーフにしている。日本人が見たら何だこれ?のよくある欧米人目線の奇妙なジャパニーズカルチャーを表現している。合間で勘違いもあるがご愛嬌と言うことで。

これまた耳に残る曲である。そして多分耳にしたことがある人が多くいると思われる。続いての「Huckleberry Jam」も「あ!」と思わせられることだろう。

さて、ここまでいくつかの楽曲は全て1990年代中頃の曲である。実はこのDOOPと言うユニットはまだまだ活動中のようだ。2014年の「Tequila」と言う曲は相変わらずのダンスチューンだ。

実は高校生の頃、この「DOOP」が収録されているCDアルバム「Circus Doop」を中古店で探し出し、何とか手に入れた。この1枚は見かけたら是非手にして損はない名盤である。もちろんなけなしの小遣いで手に入れた1枚。まさにお金がない状態で手に入れた素晴らしい1枚。だが、大学生の頃誰かに貸してどこかに行ってしまったと言う話。

 

Circus Doop

Circus Doop

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さて、今回紹介したDOOPの「DOOP」は数限りなく様々なバージョンが存在する。最後はスピーディなバージョン「Sydney's Speedrun」で締めたい。これであなたも耳から離れないだろうなと思いながらご一聴。