音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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Postmodern Jukeboxの話

私は原則オリジナルの楽曲というものを好む傾向にある。だが、カバーでも素晴らしいものもたくさんあり、実際にはオリジナルを超えたんじゃないか?というものもある。今回はそんなカバーでも異彩を放ちながらもクオリティが桁外れな集団「Postmodern Jukebox」の話をしたい。ご存知の方も多いだろうがYouTube等で活躍している集団だ。とりあえずこちらをご覧いただきたい。

リアーナの名曲「Umbrella」である。コンセプトといい雨に唄えば風アレンジといい素晴らしい。ちなみにオリジナル。

2011年から活動開始の集団だ。アレンジャーでピアノを弾いているScott Bradleeが中心となり活動をしている。グループ名にあるように「ポストモダン」といわゆる近代以降の音楽にアレンジしている。ジャズやスウィングなどが多いが、わかりやすく言えば「古き良きアメリカ」の音楽が多いが、それ以外のアレンジも数えきれないくらいだ。それらのアレンジは恐ろしいくらいに多岐にわたり、洒落ててカッコいい。オリジナルから凄まじい程かけ離れてた印象をもたらすアレンジは天才的である。単なるカバーではないことは先ほどの「Umbrella」でご理解いただけたと思う。続いてはこちら。

ビリー・アイリッシュの「BAD GUY」だがオシャレタンゴアレンジをどうぞ。

全然違うイメージを持ちながらも同じ曲だとわかる部分もきちんと伝える、まさに変態的なアレンジだ。次はこちらをどうぞ。

blink-182の「All the small things」である。これをsad crownバージョンで。

何回も言うが恐ろしく素晴らしいアレンジ。まったくもってパンクロックとは音楽的に異なる。しかしながら、素晴らしい楽曲に変化している。

膨大な動画がアップされているのでキリがない。今回は次の曲を最後にしたい。今後も定期的にこのグループの話が出来たら面白いと思う。デュア・リパの名曲「Levitating」をご覧いただきたい。1920年代アレンジと個人的にかなり痺れるバージョンだ。オリジナルとカバーを続けてご一聴を。

 

ESSENTIALS II

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