音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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古墳シスターズ 青春とは音楽とは

四国はロックバンド不毛の地と長らく言われ続けていたが、ジャパハリネットチャットモンチーLONGMANや四星球らの出現により少しずつではあるが音楽シーンに四国出身のバンドが飛び込んできた。そんな中で根強く活動している面白いバンドがいる。少し前から気になっていたが、やはり今ここで話したい。初期衝動とはこういうことだと言わんばかりの香川県発のパンクロックバンド「古墳シスターズ」だ。早速だが彼らの代表曲のひとつ「ベイビーベイビーベイビー」をお聞きいただこう。

いかがだろう?この荒削り感、煩雑な感じ、勢いで押し通す、そして何かとすぐ脱ぐ。ゴイステやガガガの印象に近いものがある。そんな彼らも結成は2013年ともう10年になるちょっとしたベテランバンドだ。

2020年に四星球の主催するレーベルから全国流通のアルバムをリリースした。全国流通第一弾アルバムということでクオリティが一気に上がっている。先程の「ベイビーベイビーベイビー」と比べると違いがはっきりわかるくらいだが、いわゆる青春パンク感は決して失っていない。ではカッコいいその中の楽曲「スチューデント」をお聞きいただこう。

記念すべきこのアルバムを提げてツアー予定であったが、コロナの影響で残念ながら中止が相次いだ。もしこれがなければこのバンドはもっと知名度が高くなっていたかもしれない。それくらい彼らの熱い音楽は可能性を感じる。

続いては「ハブ・ア・グッドナイト」。この曲は青春パンクというよりは少し落ち着いた楽曲だ。ではご覧いただきたい。

 

少しずつ彼らの魅力が伝わってきただろうか?やはり彼らの魅力は初期衝動、青春パンクだろう。そのスタイルを詰め込んだ熱い楽曲をもう一つお届けしたい。「メロディー」は何も考えずただ彼らの熱いメロディーを受け取ってもあらいたい。

最後はこのバンドの楽曲の中でも私のお気に入りソングを。ややおっさん、もといお兄さんと呼べる年齢になった彼らからのアドバイスソング「古墳シスターズの夏休み2」。冒頭であげたように四国には有名なロックバンドがまだまだ少ない。彼らのお膝元の香川にはモンバスことモンスターバッシュがある。折角なので、そんな一大野外イベントの看板が張れるバンドになってもらいたいと願う。ではご一聴を。