なかなか印象的なバンドだ。「でかくてまるい。」と言う北海道のバンド。札幌発02世代「逆ビジュアル系ロックバンド」と銘打った彼らの話である。
「36号線」という曲のMVだ。最初見たとき思わず「ほー」と声になるのかならないのか位の自分でも不思議な感嘆符が出た。しかし、音を聞いて嬉しかった。いい曲だ。とは言えMVを見た感想は「でかくてまるい」だ。
現在は3人プラスサポートメンバーで活動しているようだが、2019年に結成した彼らはまだ20代になったばかりだ。続いては「眠れない夜」と言う楽曲を。
ギターボーカルのけんごが眠れなくてひたすら歩いてる手作り感満載のMVだ。それにしても良い声だ。気だるさを持ち合わせた伸びやかな声。こう言ったスローテンポの曲でしっかりと聞かせられることは才能だ。
「明日の唄」ではその特徴的な声で伸びのあるメロディ、そして良い空気感をうまく作り出している。眠れなくて明日のことを歌っているような歌詞だが、相変わらず良い声だ。
最後は冒頭の楽曲「36号線」のライブバージョンで締めたい。このライブはトラブルがあったようだが、それでも熱い映像に仕上がっている。詳細はYouTubeの概要にて確認できるので是非ご覧いただけたらと思う。冬は寒いであろう北の大地にこんな熱いバンドがいる。そんな彼らの今後の活躍に期待しながらご一聴を。