音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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休日の昼下がりに聞く「アイドル」的幾田りら

暑過ぎるためか否か、最近曜日感覚がおかしい。昨晩も18時過ぎたので某テレビ局の報道記者番組でも見ようかなとテレビをつけた。きちんと見ていたわけではないが、ふとした瞬間画面に目をやるとなぜかローカルな祭りのニュースをしている。祇園祭の話ならわかる。しかし、こんなローカルな祭りが全国ニュースかと思っていたら、目の端にカレンダーが見えた。「今日月曜日やん」と思わずひとりごとを発してしまった。

 

祇園祭

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さて、これだけ暑いと部屋でエアコン効かせてゴロゴロするに限る。そんな時には時間泥棒のYouTubeが本領を発揮する。YOASOBIのライブ動画を見ていたのがやっぱりすごい。

過去記事でも触れているが、再生回数の勢いがすごい。そして、注目度が高いと色んな意見が飛び交うのも常である。そんな中でライブ動画を見て少し思うことがあった。

どうやらアンコールでのパフォーマンスなので、体力的にもかなりキツイだろうし声も削られていてもおかしくない。もちろんそのために日頃からトレーニングを積むので、お金を取る以上はきちんとした常に最高のパフォーマンスをするのは当たり前かも知れない。だけれども、この映像を見て素直にすごいと感じた。ボーカルのikuraこと幾田りらさんは中学生の頃から路上やライブハウスでパフォーマンスしていたようだが、YOASOBIでデビューしたのが19歳でまだ22歳だ。駆け足で走り続けて、目一杯人が集まっているあのさいたまスーパーアリーナの真ん中で歌っている。失礼ながら特にファンだとか推しと言うわけではない。ただ、アーティストとして尊敬する。偉そうに聞こえるかも知れないが、純粋に素晴らしい。ネットでもアンチの声も多く目にするが、イコール注目度の高さの表れだろう。

 

 

幾田りらさん本人が、もしかしたら今本当に歌詞のような心境なのかも知れない。アイドル的にアリーナのセンターに立ち、数えきれない無数の視線が自分に期待の眼差しを向けてくる。ものすごいプレッシャーと決して簡単ではない楽曲「アイドル」を完璧に歌いこなさなければならない。今までの楽曲とは少し異なる毛色を見せる「アイドル」は、やはり今までとは異なる歌い方をしている。歌詞のように妬みや嫉妬の声も耳を塞いだところで聞こえて来るであろう。自分の強い気持ちもあり、抑えなければいけない感情もあるに違いない。そんなことを考えながらパフォーマンスを見ていると何とも言えない気持ちになると同時に、何故だかわからないが自分も頑張ろうと思ってしまう。これが音楽の力なのか?なんてカッコつけながら、玄関の掃き掃除をした。ここまで引っ張って言いたかったことはそんな小難しいことではなくて、素直に良いものは良いと思えれば楽しいんじゃないかな?ってこと。そのきっかけをここではほんのちょっと提案出来ればという気持ちでブログを書いている。では最後の転調のところで鳥肌たてながらいろんな思いを抱えて再度ご一聴を。