音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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閃光ライオットは侮れない

閃光ライオットが帰ってきた。今から募集が始まるのだが、侮れないティーンバンドのイベントだ。

FM番組の「SCHOOL OF LOCK!」が主催の10代アーティストのみのコンテスト兼ロックフェスイベントである。2008年から2015年まで開催された。その後は内容は踏襲したような形だが名称が変わって未確認フェスティバルとなった。こちらも2019年まで続いた。とは言え、正直閃光ライオットの方が勢いを感じた。実際閃光ライオットのファイナリストたちには後にメジャーデビューするアーティストも数多く登場していた。まずは2008年の第1回で出場した[ねごと]の「カロン」をどうぞ。

2011年のデビューシングルだが、疾走感溢れる楽曲は勢いを感じる。そしてこの第1回で初代グランプリを獲得したのが[Galileo Galilei]。代表曲の「青い栞」をお聞きいただきたい。

その後2009年は豊作だったと言われるし、個人的にも注目のアーティストが多数いた。まずは[関取花]「太陽の君に」をご覧いただきたい。

突き抜ける素晴らしい声の関取花さんはこの時審査員特別賞を受賞している。この年はその他に後のOKAMOTO'Sのメンバーがハマ・オカモトら複数いる[ズットズレテルズ]なんかも出場していた。そして神に選ばれし声を持つこのユニットも出場していた。

[GLIM SPANKY]の「愚か者たち」である。また近いうちに記事にしたいと思っている。素晴らしい声もだがギターがカッコいい。

そして、2011年にも注目のアーティストが登場した。[片平里菜]である。こちらも非常に魅力的な声が特徴的だ。では代表曲「女の子は泣かない」をご覧頂こう。

挙げていけばキリがないほど様々なアーティストが出場していた。しかし、現実として今となっては、出場したほとんどの人たちが解散やアーティスト活動を辞めている。まさに刹那を捉えたイベントなのだ。しかも、しばらく経ってからでないとその後のアーティストとしての結果もわからないのだ。まるで甲子園球児を見ている感覚に陥る。レベルは大人たちの方が上なのはわかっているが、若さゆえの「熱」を感じまくって聞き入ってしまう。そんな熱いイベントが今年また復活するのだ。楽しみに待ちたいと思う。

最後は2013年出場したバンド[緑黄色社会]の曲にしたい。このとき準グランプリを獲得しているが結局メジャーデビューは2018年。高卒ドラフト同様すぐにはなかなかうまくいかない。故にこのプロセスも応援したくなる。そんなリョクシャカの「ミチヲユケ」を。今年もどんな熱い若い奴らが登場するのか期待しながらご一聴。

 

閃光ライオット2009

閃光ライオット2009

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