音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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2026-05-01から1ヶ月間の記事一覧

夏が来る、を考えてみた(2026年リライト版)

ランキング参加中音楽5月も最後、もう6月と言っても良い。まだな月の名残を惜しんでいるうちに、最高気温はぐんぐんと上昇していく。朝晩の冷え込みに初夏の名残を感じつつも、日中の強い光は、確実にもう真夏の兆しを孕んでいる。実際、立夏は過ぎ、さらに…

私たちがhitomiの「孤独」と「強さ」に今も救われ続ける理由

ランキング参加中音楽 先日の「FACES PLACES」でヒリつくような衝撃に触れて以来、どうにもglobe、そして小室ファミリーの文字がやたらと目に飛び込んでくる。時代の潮流とは不思議なもので、一度その周波数に耳が合うと、埋もれていた記憶のピースが次々と…

タイムラインの向こうの狂騒曲

ランキング参加中音楽 アラフィフに近づいてる40代半ばの男が、2026年のバズ音楽を「斜め上」から解剖してみる画面をスクロールするたび、スマホの前で一糸乱れぬ(あるいは、あえて絶妙に崩した)ダンスを踊る若者たちが現れては消える。同じイントロ、同じ…

【5月末時点予想】Bruno Mars、次なるスタジアムの標的。東京ドームの「空白の10日間」を解読する

ランキング参加中音楽2026年2月、約10年ぶりのソロアルバム『The Romantic』で再び世界の音楽シーンを完全支配したBruno Mars(ブルーノ・マーズ、以下ブルーノ)。4月からスタートした世界スタジアムツアー「The Romantic Tour」の熱狂は、今まさに北米やヨー…

右眼で見送った28年目 椎名林檎「すべりだい」

ランキング参加中音楽1998年5月27日。椎名林檎という一人の表現者が、この世界に産声をあげた日だ。あれから、実に28年という歳月が流れた。デビュー作『幸福論』。当時わずか19歳だった彼女が放ったその楽曲は、10代が歌うにはあまりにも壮大で、あまりにも…

衝撃とは、Beverlyとは

ランキング参加中音楽 テレビ番組『千鳥の鬼レンチャン』での「サビだけカラオケ10連チャン(鬼レンチャン)」達成を機に、いま日本中で大きな話題を呼んでいる歌姫、Beverly(ビバリー)。彼女の圧倒的なハイトーンボイスを耳にし、その異次元の歌唱力に衝…

鋼鉄の調べ、泡沫の如く カプヌと陰陽座

ランキング参加中音楽テレビやスマホの画面から突如として溢れ出す、あのあまりにも美しく、あまりにも獰猛な重低音。日本のロック史に燦然と輝く和風ヘヴィメタルの至宝、陰陽座の『甲賀忍法帖』。「お馴染みの名曲が流れてきた」と耳を傾けた瞬間、全国の…

中毒的音楽 BellyJayと「Japanese Funk」の真実

ランキング参加中音楽 AI生成とJ-POPが交錯する2026年の歪なリアルタイムラインを侵食する謎の重低音、耳に残る日本語のようでそうではない不気味な歌声。「MONTAGEM HIKARI」や「MONTAGEM KOE」の引力に囚われ、何者かと検索を重ねた人間が今、音楽の全く新…

サカナクションとWinkを結ぶ、深夜のBPM

ランキング参加中音楽 時代が追いついたのではない。彼らが「時代をハックした」のだ。かつてサカナクションの「新宝島」を聴いた時、あるいは「バッハの旋律を夜に聴いたせいです。」のMVを目にした時、「狙いすぎだ」と斜に構えていた記憶があるなら、それ…

邦ロックの未来をこじ開ける爆音の衝動――板歯目が鳴らす2nd EP『なんてHAPPY LUCKY』が私達に与える幸福な衝撃

ランキング参加中音楽 日々、数え切れないほどの新譜がリリースされる現代。その中で、「これだよ、これ!」と思わず拳を握りしめ、ボリュームを限界まで回してしまうような剥き出しの初期衝動に出会える確率は一体どれくらいあるだろうか。これまでこのブロ…

私的名盤考察「無罪モラトリアム」

ランキング参加中音楽 「私的名盤考察は原則内容をブラッシュアップしていかない」――そう決めていた。しかし、この一枚に関しては、その誓いをあっさりと破ることにする。なぜなら、このアルバムは私にとって完成された「過去の遺物」ではなく、今もなお細胞…

【音の鳴る頁】文明崩壊後の熱量を鳴らせ――『日本三國』という業火、そしてキタニタツヤが仕掛けた「火種」

ランキング参加中音楽2,3年前だったと思う、本屋の棚でふと目が合った。黒光りするような独特の凄みを放つタイトル、松木いっか著『日本三國』。「面白そうだな」そう思いつつも、その時はなんとなく手を伸ばさずに通り過ぎてしまった。棚の片隅に置かれたそ…

長渕剛、ミニアルバム「JUST ONE」とノスタルジー

ランキング参加中音楽2026年夏の特大ニュース。あの男がまた、とんでもない弾丸を撃ち込んできた。2026年6月30日、長渕剛さんがミニアルバムをリリースする。タイトルは『JUST ONE』。今回の新作、何がヤバいって、誰もが知っているスーパースタンダード曲の…

『月曜から夜ふかし』のあの曲、実は誰もが知る「洋楽の超名曲」だった件

ランキング参加中音楽月曜の夜、ついテレビをつけて見入ってしまう番組といえば『月曜から夜ふかし』。マツコ・デラックスと村上信五の絶妙なトークもさることながら、番組のオープニングやCM前後に流れる「あの曲」が頭から離れなくなった経験は誰しもある…

サバシスターの今を語りたい 2026年初夏

ランキング参加中音楽 「サバシスター」の音楽を愛するすべての人へ。最後にこのブログで彼女たちについて熱く語ったのは、2025年の6月のことだった。あれから約1年。時計の針が静かに、しかし確実に進む中で、私のブログから「サバシスター」の文字は一時的…

涙とおぱんちゅのブルース!可哀想に!展へ

ランキング参加中音楽 どうも。私のキーボードを叩く指も、おぱんちゅうさぎの涙ばりに決壊している。現在、可哀想に!さんの世界観は、関東の二大都市を同時にハックするという暴挙に出ているのだ。頼まれてもいないのに勝手に大宣伝し、裏ではアフィリエイ…

「禁じ手」から見える今の椎名林檎

ランキング参加中音楽 椎名林檎「禁じ手」が2026年3月11日にリリースされた。発売日には届いていたので、当日朝から頻繁に2ヶ月以上通勤・帰宅中にじっくり聞いた。前作『放生会』で豪華絢爛な共演劇を見せつけた彼女。次に選んだのは「自作自演屋」である椎…

「今」じゃない――W杯のスーパーボウル化に抱く違和感

ランキング参加中音楽 2026年、サッカー界に激震が走った。ワールドカップの決勝戦で、史上初の「ハーフタイムショー」が開催されるという。しかも、そのメンツがエグい。BTS、シャキーラ、そしてマドンナ。ポップミュージックの歴史を凝縮したような、あま…

夜の匂い 大野雄二とルパン

ランキング参加中音楽 大野雄二さんが逝った。2026年5日4日、84歳。このブログを書き始めて間もない2022年9月、私は彼についての記事を書いた。あの時、病気療養中だった彼に対して「完全復帰が期待される」と綴ったが、ついにその願いが叶うことはなかった…

今、なぜ「夜の踊り子」がネットを制圧しているのか?カヌー、山口一郎、そして“あのフレーズ”の正体

ランキング参加中音楽 サカナクションの『夜の踊り子』が、リリースから14年を経て、2026年の今、異常なまでの再ブレイクを果たしている。だが、これは単なる懐メロの再評価ではない。SNSという名の巨大な実験場で起きた、ある種の「バグ」のような爆発的ミ…