音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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触れるべきか 宇多田ヒカル

結局この人の話に触れてしまった。宇多田ヒカルと言う金字塔的アーティスト。宇多田ヒカルの音楽を時系列的にすすめていきたい。まず最初に知ったのはこの曲だった。

無冠で史上最高の1stシングルとも言われた「Automatic」。CDセールスに関して、当時8㎝と12㎝は別々にオリコンでは集計されていた。後にまとめての集計で行われるようになったが、このときはそれぞれのセールスでカウントされていた。オリコンでは週間1位を取っていないシングルで最も売れたシングルとなっている。そんな変わったエピソードがあるが、個人的にはともに収録されていた「time will tell」の方がラジオでよく聞いた印象が強い。とにかくデビュー曲としての世間へのインパクトは絶大であった。

続いてリリースされた「Movin' on without you」は純粋にカッコよかった。当時としてもスタイリッシュなサウンドで、わずか15、16歳が書いた曲とは思えないような内容だ。個人的にも宇多田サウンドの中でもお気に入りのひとつであるこの楽曲をどうぞ。

そして、この楽曲と同じ1999年にリリースされたのが、皆さんご存知の一枚だ。日本のポップミュージックにおいて金字塔的アルバム「First Love」である。750万枚以上、日本国内のCDアルバムで最も売り上げた奇跡のCDアルバム。前年の1998年がCD総売上のピークと言われており、1999年から右肩下がりが続いている。奇しくもその滑り台に滑り出しに燦然と輝く歴史的名盤となった。全世界では1000万枚近く売り上げている。集計が難しいため正確とは言えないが、ダウンロードという括りでもこの数字は叩き出せていない。ちなみにGReeeeN「キセキ」の400万とも言われている。あささんのブログを参考にさせていただきました。ありがとうございます。

話をアルバムに戻すが、とにかく私もよく聞いた。全12曲収録のこの名盤のタイトル曲「First Love」をお聞きいただきたい。じわじわと人気が出ていた曲だが、YouTubeでも宇多田ヒカルの中で最も再生回数が多い。ではどうぞ。

楽曲の内容に触れる必要がないため、今回はそれらにまつわる話がメインになっている。そしてデビューシングルからこのアルバムリリースまでわずか3ヶ月の話だ。その短いスパンでリリースしたものが最終的には1000万枚以上を売ってしまう恐ろしいアーティストだ。ここまでである程度長くなってしまったため続きはまた今度にしたいと思う。最後は「Movin' on without you」のライブバージョンをご一聴。