音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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死んじまいたいほどの苦しみや悲しみ

今週はいよいよ冬の入り口が見えてきたような朝だ。嫌いじゃないが、寒暖差に気をつけないといけない。まだ昼間非常に暑い瞬間がある。今回はそんな「暑い」とは違う「熱い」アーティストの話。

皆さんが思い浮かぶ「熱い」曲と言えば?私もいろいろ思い浮かぶが、その中のひとつに長渕剛さんの「STAY DREAM」という曲がある。1986年の同タイトルのアルバムの一曲で、ファンならずともご存知の方もいるだろう。当時絶望の淵にいた長渕さんが閃いたフレーズと言われるのが今回のタイトルである。作曲時のエピソードはいろんなところにあるので割愛させていただく。この人はハングリーなエピソードがいくつかあるが、どれも凄まじくタフで、知らない間にこちらが勇気付けられる。早速ライブバージョンを聞いて頂く。

実は私も何度かこの曲に救われている。自分が絶望的な状況のとき、この曲が頭をかすめたことがあり、救われた。特に2番の歌詞"もうこれ以上先へは進めない"の後の空白の瞬間は、何度聞いても込み上げてくるものがある。とにかく信念を持つことの大切さを知った曲だ。

そんな熱い漢のイメージだが、かつてはスリーフィンガーピッキングで「夏まつり」なるラブソングを透き通った声で歌っていた。

ラブソングという点では今でも、「家族」「愛」なんかをテーマにしているので一貫しているのだろう。一時期相当に人間不信になったようだが、自分で消化し、ポジティブ思考の大切さに気付いたようだ。すごい人だなと思う。

信頼する人間に欺かれると、自分のすべてをはぎ取られたように自暴自棄になる。でも、しばらく経つと、思うんだ。裏切る人間を近くに置いたのは誰よ?とね。俺が選んだんじゃねえか!って。

(中略)

裏切ったヤツと街でばったり出会った時に、よっ、久しぶり! 貴様! 元気か?と笑える、本当の意味で強い人間になりたいと思った。

引用 SPECIAL INTERVIEW - ·º bq[}bWEB GOETHE

全てがそうとは言えないが、俯瞰して自分を見ることが出来る人物は強い。「自分が蒔いた種」であるため自分で刈り取らなければならない時が来るのである。年を重ねてきて凄く感じることである。

話が逸れてしまったが、気分を変えて初期の名曲「俺らの家まで」。凄く楽しそうに歌っている同じく桜島バージョンで。

いい曲だ。悪気ない感じがいい。

キャリアが長いのでまた改めて話出来ればなと思う。ライブに行ったことがあるが、非常に良かった思い出もまた話せればと。最後に私の好きな曲「勇次」のライブバージョンを是非ご一聴を。