音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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月には行かずにどこに行く?「月にはいかない」バンドの話

月には行かない。じゃあどこに行くのか?そもそもどこにいるのか?

そんな疑問を持たせてくれたバンドの名前は「月にはいかない」。2022年3月から本格的に活動開始。「新しくて懐かしいポップロックバンド」と銘打って、長崎県佐世保市を拠点に全国のライブハウスにて活動中。メンバーは武尾 大迷惑 (Vo. Gt.)、松尾 智希(Gt.) 、奥田 隼(Key. Cho.)、長岡 尚太(Ba. Cho.)、永吉 遥 (Dr. Cho.)の5人組。変わったバンド名の由来は小室等さんの「私は月には行かないだろう」という曲から。渋いところだ。

助詞の「は」が入ることによって、「月には行かないのなら、どこにいくんだろう?」という様に想像を掻き立てられます。

10月度マンスリープッシュアーティストインタビュー~月には行かない~|Eggs|インディーズバンド音楽配信サイトより

冒頭の私の疑問がそのままバンドの意図するところだった。そんな彼らはどんな世界観なのか。少し触れてみよう。

「恋したあの娘ロックスター」という2024年の楽曲。タイトルが古めかしいが、中身もノスタルジックだ。ひっぱりまくるサビの最後が印象的で「そうきたか」と思わずニヤリとしてしまう。 ネオ・オールドスクールバンドとも自負している彼らの楽曲は多様。

この「午前レイジー」も不思議な彼らの楽曲だ。どこかシャレを効かせたい感が強いタイトルだが、サイケでスローポップな曲に仕上がっている。

風の歌を聴け」という曲は哀愁ポップロックな感じで良い。J-POPに仕上げてくるのが彼らの目標だそうだが、そのルーツは多種多様なようだ。

 

風の歌を聴け

風の歌を聴け

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最後は彼らのテーマ曲「Never Go To The Moonのテーマ」にしたい。こんな音楽も演る彼らのこれからに期待したい。月にはいかないけど、音楽シーンのど真ん中には辿り着けるだろうか?佐世保からの愛は届いているよ、と思いながらご一聴を。

 

 

午前レイジー

午前レイジー

  • 月には行かない
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