音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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アメリカンなやつもシリーズもの マキシマム ザ ホルモン

私は8月31日に月末の仕事をこなしていた。そして、家に帰りしばらくするとインターホンがなる。荷物が届いたのだ。

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マキシマム ザ ホルモン」のCDを予約していたのを忘れていた。「恋のアメリカ」のジェネリック盤だ。

以前もこの曲を記事にした。このCD聞いていて何気にホルモンの凄さを感じた。安定感抜群の演奏とちゃんとベース・上ちゃんのボーカルパートを組みことによる4人全員ボーカルというオールマイティパフォーマンスだ。ダイスケはんとマキシマムザ亮君はいつもの感じでハードコア・メロディックパートを歌い、上ちゃんはロックパート、ナヲさんはダンスパートを歌うという一粒で何度も美味しい1曲だ。

マキシマム ザ ホルモンは「シリーズもの」がある。古くは「ボブ」シリーズや「ビリー」シリーズから始まり、今回の「恋」シリーズは多くの楽曲が世に放たれている。

この「恋のスペルマ」のほかに「恋のスウィート糞メリケン」「恋のきなこ私にください」「恋のメガラバ」と「恋」シリーズはたくさんリリースされている。「恋のメガラバ」は2号店の「コロナナモレモモ」に引き継がれている。

それにしても今更ながらこの2号店の存在は不思議なものだ。言わば自分の分身ではあるが、当の本人たちはオリジナルでは表現出来ない方法でパフォーマンスをしようとするだろう。オリジナルの曲はやらないが、拠点となる栃木県では本店がライブをしないなど面白い方法で展開していった。残念ながら2024年2月に解散するが、あらかじめ期間限定バンドであったようだ。マキシマムザ亮君のやりたかったことだろうが、実験的なバンドだったと思うし、なかなか興味深いやり方だった。2号店には原曲の使用とアレンジを許可し、このフランチャイズ制はバンドの多角化を目指していたようだ。不思議なやり方だったが、新しいバンドのスタイルを見ることが出来たように感じた。そんなコロナナモレモモのMVをもうひとつ。

少し話が逸れてしまったが、本店であるマキシマム ザ ホルモンに話を戻したい。2010年代後半は活動休止しがちだったが、最近はフェスや今回のように新曲を出したりと精力的だ。

今一度お伝えしておきたいことがある。腹ペコのみんなはわかっていることだが、このブログを見た人の中で「マキホル」なんて略している人がいてはいけないので周知したい。略す場合は「ホルモン」。正式名称は「マキシマム ザ ホルモン」だ。「マキシマム・ザ・ホルモン」なんて書いたらダメだ。マキシマムザ亮君の怒りを買ってしまう。スペースは半角だ。そして、親しみを込めて「りょうくん」なんて呼んではいけない。マキシマムザ亮君の「君」は暴君の「君」なのだ。「りょうくんさん」と呼ぶのが正しいだろう。と、いろいろややこしいと感じるかも知れないが、稀代のメロディメーカーのマキシマムザ亮君の紡ぎ出す美メロとバンドが奏でる破壊力抜群のサウンドを最後に改めて堪能していただきたい。

 

日清のCMでもまた最近使用されている楽曲「ハングリー・プライド」を今回最後の曲にしたい。パンチのある曲で、かなり気合入る。マキシマム ザ ホルモンの良さが詰め込まれた1曲だ。ハードミクスチャーというかなんというか、重くてスピードがあって心地よい。これまでも紹介したが、またご覧いただきたい。様々な意見があるだろう。だけど、素直に聞いて欲しい。各パートががっつり攻めてくるのを感じながらご一聴を。