音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

 当ブログにはアフィリエイト広告が含まれています

カバーセンス ハイスタがハイスタなのは

なんか最近はハイスタことHi-STANDARD寄りの記事が増えることが多い。仕方がないことだがどうしても頭の片隅に居続けてしまうのでご容赦いただきたい。

さて、今回のハイスタはカバーの話でも。ご存知の方も多いだろうが、ハイスタのカバーは秀逸すぎるのだ。ハイスタが「超水準」と漢字で明記されるとよくわかるが、オリジナルはもちろんのこと、カバーでもやはり思っているよりさらに上をいってくれるのだ。演奏力はもちろんだが、選曲が素晴らしい。しかもきちんとアレンジを自分の土俵に持ち込んでくるのがまた憎らしい。ハイスタがハイスタたる所以だ。早速ご覧いただこう。

邦題「恋はあせらず」は1966年ザ・スプリームスがリリースした名曲である。そんな曲でも自分たちのアレンジに仕上げて、相変わらずくだらないMVを作る。演奏は超カッコいいのに映像は苦笑いを浮かべてしまう。そこが彼ららしい。続いてはこちらをどうぞ。

「GREEN ACRES」という曲だが、アルバム「MAKING THE ROAD」に収録されていて、その当時もカバーだなとは知っていたがオリジナルがわからなかった。後年アメリカの古いテレビ主題歌コンピを手に入れた時、何も知らずに再生したときに衝撃を受けた。同名のドラマ主題歌なのだが、そう来たかという選曲センスに脱帽した記憶がある。少し歌詞は違うが面白いカバーである。次はお馴染みのこちらをどうぞ。

はじめてのチュウ」のカバーは実に守備範囲の広さを感じてしまう。ノーランズの「gotta pull myself together」なんかもアレンジに衝撃を受けるカバーだが、ハイスタはカバー曲の多さに驚く。どの曲をピックアップしよかと考えていたが、どの作品にも収録されている。カッコ良すぎるアレンジで。

今回はこのあたりにして次の曲を最後にしたい。やはり最後は一番好きなカバー曲。シンプルに良い。THE WHOの名曲「The Kids Are Alright」をまさにハイスタサウンドに仕上げている。あ、またTHE WHOの話もしたい。と言いながらやっぱりハイスタの天才的なカバーをご一聴。

 

Vintage & New,Gift Shits

Vintage & New,Gift Shits

  • アーティスト:Hi-STANDARD
  • ピザ・オブ・デス・レコーズ
Amazon