昨日自販機でお茶を買おうと思って気が付いてはいけない事に気が付いた。
「お茶って緑のイメージが強いのに茶色とは何の色のこと?」
ヒガンバナのときのように調べてみた。
今の時代誰かが同じ疑問にぶつかり、誰かがその謎を紐解いているから非常に便利だ。
「公益財団法人 世界緑茶協会」なる団体のホームページにて教えてくれている。
お勝手にある使い古した布巾(ふきん)を見てください。お茶が染み混んだ布の色、そうです。それが茶色なのです。
(中略)
それともうひとつ、案外知られていないのは、緑色と煎茶が結びついたのはかなり新しい時代だったということです。それまで一般庶民が飲んだお茶は、いわゆる番茶であって、摘んだ葉を直接釜か鍋で炒ってからムシロの上で揉み、天日で干すというものがほとんどでした。出来上がったお茶は黒色に近く、煮だしたり、熱湯を注いでだしたときの色は、赤色や黄色をしていて決して緑色ではありませんでした。
時間が経ったお茶は茶色になるから茶色。確かに番茶の色と言われれば納得である。また、他で調べてみると茶色の成分がわかった。
みどり色の葉から、なぜこのような色が生まれるのでしょうか。
答えは、お茶に含まれる「カテキン」や「タンニン」です。
お茶を飲んだあと、湯呑みをずっとそのままにしておくと、茶渋が残りますよね。これが「茶色」なのです。
お茶どころと言う場所で育っていれば、こんな疑問もわかなかったのかも知れない。しかし、茶摘みとは無縁の人生であったので今回勉強になってまた、次回お茶を淹れるときにまた趣が変わるだろう。といいながら前淹れたのはいつか思い出せないくらい急須のお茶と無縁であることを思い出した。
まぁそんなこんなで最近頑張っているUAの「お茶」と言うを最後に。ハナレグミに作ってもらった最近の曲。なかなか壮大なお茶である。ではご一聴を。