私は10月の今頃の季節が一番好きだ。暑い夏が過ぎ、いつまでも気温が下がらない残暑と呼ばれる時期が終わりを告げたあと。明け方、急激に冷え込み始めるときの外の空気感が何とも言えない。
併せて私が一番好きな色は「東雲色(しののめいろ)」だ。淡い紫のような幻想的な色。しかしながら、何故「しののめ」なのか?わからないので、調べてみた。
もともと「しののめ」という読み方は「篠の目」から転じた語とされる。篠の目は、住居に採光の用途で設置された篠竹の目のこと。(篠の目から射す光量はそう多くない)。明け方の薄明を篠の目になぞらえて「しののめ」と呼ぶようになり、さらに明け方を象徴する「東雲」が当て字されて、「東雲(しののめ)」という語彙が成立したと考えられている。
いくつか調べてみたが、同じような内容であった。
明け方東の空にうっすらと雲がかかって、そこに日が昇り始める。その寸前の色は何とも形容しがたい色になる。肌寒い空気感の中で遠くに見えるそんな色が好きだ。
以前自分はオアシスの「whatever」が明け方のイメージだと記事にした。
いくつか朝イチのイメージの曲があるが、今の気分はしっとりポップなものが良いので、"アイドルバンド"モンキーズの超代表曲「 Daydream Believer」かな。
この流れで最後はアップテンポなものが良いので、ブー・ラドリーズの「 Wake Up Boo!」を。目覚まし感が強いリヴァプールのブリットポップロックは、朝からテンション上がりまくる。ではご一聴を。