光ディスクの寿命に関して大変興味深い記事を見つけた。
今現在の研究ということもあり、今回の指標は非常に参考になる。光ディスクの寿命というものは昔からある程度言われてきたが、実際にどれくらいなんだろうと常々思っていた。それぞれのディスクの開発や製造に携わっている方は、仕組みを詳しく知っているのである程度はわかっていたかも知れないが、私はそのあたりの話には無縁だった。
高温や高湿がいけないというのは何となく知っていた。昔、うちの親が言っていた「CDは冷蔵庫で保管するのが一番だ」というのはあながち間違っていなかったようだ。とは言え、冷蔵庫をパッと開けてヤバいジャケット、例えばレディーガガの「BORN THIS WAY」が入っていると思うとなんとも言えない気分になる。
まぁそんな冗談は置いといて、実際に冷蔵庫で保管すると結露する可能性もあるので要注意だ。
私の勝手な先入観であったが、DVDは寿命が短くCDとBDは何となく長持ちすると思っていた。しかしながら、BDはそれほど持たないそうだ。
染料については、初期のCDで主に使用された青色のシアニン染料や1996年に導入された濃い青のアゾ染料よりも、薄緑色のフタロシアニン染料が光、高温、相対湿度に対して高い安定性を持っているとCCIは説明しています。
ということはつまり、1982年にCDは世に出てきたと言われているから、そこからしばらく経ってからと1996年以前のディスクは"やや頑丈"かもしれない。私のディスクで検証だ。
リンドバーグの名曲「BELIEVE IN LOVE」は1991年だ。光を当てながら裏から撮った。
?青いぞ。例のサイトの表見たらつまり、シアニン系か?ん?ダメじゃないか。というかわかりにくい。
同じアーティストで比べればいいのか。しかも同じレコード会社である程度期間が離れているもので。
適当に棚から一掴み。ガーリックボーイズのソニーメジャー盤「ポエム」(1996年)と「サイコスラッシュ」(2000年)を比べてみた。
まず「ポエム」を撮影
青か緑かわかりにくいが写真ではわかりにくいが全体的に銀色っぽい。次に「サイコスラッシュ」を撮った。
うん。わかりにくい。でもこちらは全体的に金色っぽく反射している。
また適当に一掴み。星野源が取れた。
ベタではあるが名盤である「POP VIRUS」。写真撮ったら久しぶりに聞こうとワクワクしながら撮影。
……なんか全部同じに見える。でもこれは離れてみると金色に見えた。他のCDも離れてみると少し金色と銀色のものがあった。
また時間があるときにじっくり調べてみたい。うまくいかなかったので詳しい方がいらっしゃったらご教示いただきたい。
CDの寿命が50〜100年とは驚いた。そしてありがたい。自分が子供の頃聞いた寿命は20年くらい、と誰かが言っていたのがずっと頭の片隅に残っていたのだ。初めてCDを手に入れてから20年以上経っていたので心のどこかで心配していたのだ。安心したのと同時にこれからも私のコレクションたちを大切に扱おうと心に誓うことが出来た。
折角なので本日最後は星野源の「恋」。今更ながら恋ダンスを踊るもよし、ご一聴を。