音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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123の情熱大陸

気が付いてなかったが、たまたま見ていたらこの記事は199記事目だった。自分でもここまで毎日綴れるとは思っていなかった。本当に皆さんのおかげだと感謝ばかりです。本日にありがとうございます。区切りの数字をうっかりとばすところだった。とは言え、何も準備していなかったのでまた明日までに考えておきます。

カレンダーを見ていて気付いたが、昨日は1月23日と語呂が良い日だった。こんな語呂が良い日が誕生日のアーティストを調べてみた。そしたらあの人が見つかった。

皆さんご存知のヴァイオリニスト・葉加瀬太郎さん。1968年生まれなので今年2023年で55歳になる。楽曲はかの有名な「情熱大陸」だ。20年以上前の曲だが、今聞いても奮い立つ音楽だ。タイアップした番組内容と相まって、若かりし頃の私は熱い楽曲だと強く感じていた。同じく葉加瀬さんの楽曲「エトピリカ」も情熱大陸のエンディングで流れていた。対照的な雰囲気の曲である。この曲を聞くとサザエさん症候群ではないが、明日から月曜かという憂鬱さもはらんだ名曲である。

かつてはクライズラー&カンパニーとしてセリーヌ・ディオンのバックで演奏したりとヴァイオリニストとして幅広く活躍している。また、定期的にツアーを行うなどして今でも精力的に活動している。

さて、最後は朝ドラの曲になった「ひまわり」。これも名曲に仕上がっている。季節は真逆だが、寒さを忘れさせてくれる演奏をご一聴。

 

 

 

月曜夜の短編その2 salyu × haruka nakamura

salyu更新されていたので、是非紹介したくて。salyu × haruka nakamuraとして「星のクズ α」。テレビアニメのエンディングとしてタイアップ曲だが、Salyuの良さが伝わる楽曲。MVがあがっていたので早速見たが心地よい仕上がりである。大寒波がやってきているが、salyuの歌声を聞きながら引き篭もる準備を。ではご一聴を。

 

星のクズ α

星のクズ α

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月曜朝だけど短編その3 星街すいせいとは

やはり世界は広い。自分にとって日々新しいことだらけだ。無知を知ることが出来る喜び、新しいことを知る喜びを知ることが出来るから音楽は素晴らしい。

恥ずかしながら星街すいせいと言うVtuberを知らなかった。元々疎い分野ではあったが、ここまで知名度が高いとわかっていなかった。たまたまYouTube見てて、ファーストテイクの公開時間を待っている人がやたら多いなと思っていた。公開後して翌日見に行ってみたら、400万再生超えてて驚いた。全く知らなかった驚きと新しい音楽と出会えたきっかけとなったことが嬉しかった。歌唱力は抜群でこれからも注目されていくだろう。ではそんな新しい出会いとなった曲「Stellar Stellar」をご一聴。

 

 

 

なかねかなは熱いヤツ

そろそろこの人にも触れておこう。「なかねかな」だ。2021年「モテすぎて草、誘ってて森」でブレイクした。早速ご覧いただこう。

冒頭の語りから笑える。なかねかなさんは「劇団四季」の研究生に合格した実力の持ち主とだけあって、表現力は恐ろしく高い。そしてゆでたまご安井さんの作ったグッドメロディを歌い上げる。パフォーマンスのクオリティが異常なまでに高いが、歌詞がくだらない。それがより際立つMV。お遊びのようで、よく見ると職人技の音楽を届けてくれている。

ご存知の方も多いだろうが、簡単になかねかなさんの紹介を。前述のした通り劇団四季の研究生に19歳で合格した。また、22歳のときにはニューヨークのアポロシアターでアマチュアナイトに出演し、2位を獲るという輝かしい実績を持つ。その後、2020年頃からTikTokで頭角を表した。そして冒頭の「モテすぎて草、誘ってて森」で一躍有名になり、遂にはメジャーデビューしてしまった。

続いては「AWA」と言う曲をご紹介したい。サビの振り付けが良い。とりあえずご覧いただきたい。

改めて思うが、才能の無駄遣いと言ってしまいそうになるくらい、歌上手い。そしてユニークな声でもある。この後セカンドブレイクとも言えるこの曲でまたもや注目を集める。

この2022年作品「demo」がネット界隈でも話題を集めた。内容をご覧いただくとわかるが、とにかくカッコつけてるが、歌詞がくだらない。仕舞いにはみんなでクラップしながら歌っている。どこまでオシャレカッコつけても、単なる免許がないというだけの楽曲だ。素晴らしい。そしてその後すかさずリリースされた続編「daga」をお聞きいただきたい。

相変わらず素晴らしいサビ落ちである。「demo」は昼間の情景をモチーフした楽曲とMVだったが、「daga」は対照的に夜を描いたサウンドになっている。アンサーソングとも言えるこの楽曲でも感じるが、なかねさんは曲に合わせて声色をうまく表現出来ている。さすが劇団四季

そろそろ最後の曲「胸元からニジマス」を紹介したい。ここまで散々才能の無駄遣いだとか、くだらない歌詞だとか並べてきたが、あくまで彼女への賛辞だ。正直な歌詞で良いメロディで笑顔になれるそんな幸せを感じることができる、それが「なかねかな」の歌だ。「胸元からニジマス」の冒頭で彼女は熱いことを言っているのだが、そのまま曲を聞くとマジで泣ける。歌詞にある"今の日本に最大のくだらねぇを"が私に強く突き刺さった。この曲は紛れもなく名曲である。では、彼女にとってのファンのために作った照れ隠しソングをご一聴。

 

demo

demo

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yumemiCA

たまたま見かけて面白いと思ったので記事に。ボーカルihaLと作り手のCHiRALによるユニット。まずは1stデジタルシングル「Take Back」をご覧いただきたい。

ボカロ感あるが、どこ懐かしいメロディ。ノスタルジックな今のポップミュージック。MVの中でもカセットテープがたくさん登場してくる。

同じくカセットテープを前面に押し出しているMV「未来のカタチ」をお聞きいただこう。

バブルの香りがするデジタルポップアレンジに包まれた今どきの女性ボーカルメロディ。言葉で表現しているとどこかありきたりなコメントになってしまうが、何か引っ掛かるものがある。自分も幾分か歳を重ねてしまったが故の懐古的何かかわからない。

次に紹介する2022年末の曲「通り雨のように」は30年くらい前のアニメのオープニングをイメージさせるMVだ。これを見て既視感をおぼえてしまうが、今の若い人にはどう映るのだろうか。新しい感じがするのか、やはり昔のイメージがつきまとうのか、そのあたりの感覚はわからない。だが、ボーカルihaLの声が現代なのだ。だから聞いていてどこか不思議な感じがする。ではご覧いただきたい。

では最後は今年に入ってからの楽曲「Magic」を聞いていただこう。今時の音にシティポップに代表される80年代や90年代のバブルの雰囲気を持たせる楽曲が乱立してきている。その中で目に留まったということは、何が惹きつける要因があるに違いない。私にはこのyumemiCAのその部分が何かはわからない。その答えを探るためにもうしばらく聞いてみようかと思う。この2023年最初の曲「Magic」は少しイメージに変化が見える。今後どのカタチに落ち着くか期待しながらご一聴を。

未来のカタチ

未来のカタチ

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餅ぺったんことメロン

お笑いと音楽の相性は非常に良い。お笑いのリズムネタは一発屋感が漂ってしまうが、やはり話題をかっさらうにはもってこいのネタだ。リズムの渦に観客を巻き込むことにより、次の展開への期待感が膨らんでいく。そこで面白い展開に持っていけるかがリズムネタの肝になるのだが、世の芸人はすごいなと思う。そして今回の話は少し変わったリズムネタ。まずは昨年末話題になったヨネダ2000のネタ。

BPM160あたりをキープしているみたいだが、DA PUMPに持ち込む展開は意外かつ笑えた。最初はシュールネタかと思っていたら、普通にリズムネタになっていた。リズム一辺倒でネタを展開していくわけではなく、冒頭は普通のネタで始まり、途中気が付いたらリズムを刻んでいる。そして気が付いたらメロディも入ってくる。この展開をされるとお笑いの壮大な交響曲を聞いているような錯覚を覚える。交響曲は大袈裟だが、DA PUMPの「if…」がわかっているから怒涛の終盤の展開に持ち込める。若い人も一様に笑っているあたりを見ると、自分が思っているより過去のDA PUMP知名度の高さに驚いた。

2000年9月にリリースされたので、もう20年以上前の曲だ。DA PUMP最高のヒット曲とされているが、再ブレイク曲「U. S. A.」のおかげで最近も耳にすることがあった。

その他このような展開をする有名なネタとしてはこちらである。

ZAZYの紙芝居ネタ「でっけえメロン」だ。クセすごで話題になっていたが、非常に興味深いネタである。同じくお笑い芸人であるトニーフランクをfeat.したのだが、純粋にすごいと感じてしまう。冒頭は何の話かわからないながらに普通の話だ。リズムが馴染んでくる頃にはシュールな展開になっている。シュールさもピークに到達したところでトニーフランクの歌を挟み込んでくる。感動的な旋律を挟み込んで来るのだが、紙芝居の内容で頭が混乱してしまう程のシュールネタだ。ちなみにトニーフランクの歌ネタ面白いのでどうぞ。

正直お笑いに詳しいわけではないので、あまり深い話はできない。一般的に知りうる範囲でのお笑いリズムネタの話にはなってしまったが、詳しい方からすればもっとあるだろうと意見があるだろうがご容赦いただきたい。最後は先ほど紹介したトニーフランクの自作歌。真面目に歌っていてネタではない。お笑い芸人がいくら歌上手いからって真面目に歌っても面白さ半分だ、なんて聞いたことがあるがこの人の曲を聞いたらそんなこと言えなくなる。芸人だと知らない人からすれば、立派なイチアーティストだ。そんな彼の「壁の向こうに笑い声をききましたか」を是非ご一聴。

 

 

 

 

木曜朝だけど短編その5 閉じるという引力

「まぶた」。Vaundyの新曲だ。

先日記事にしたばかりだが、ちょうど月9ドラマの主題歌になっておりMVがアップされたので短いながらもその話を。

この曲のキャッチフレーズだろうもの「閉じるという引力」という言葉が印象的だった。確かにそうだ。まぶたとはそう言うものだ。引き合うものの例えをそこに当て嵌めるあたりVaundyの着眼点はやはり面白い。MVの監督もVaundy本人がしているが、スタッフロールの使い方が興味深い。ではご覧いただくことでご一聴。

 

泣き地蔵