音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

 当ブログにはアフィリエイト広告が含まれています

やっぱ桑田さんは歌上手いのとカッコいい

ある時まで全然気付いていなかった。桑田佳祐さんが歌上手いこと。サザンオールスターズがヒットチャートを賑わしまくっていた時期も楽曲ばかりに目が入ってしまった。

今回動画がアップされていたのは2022年ライブバージョン「明日晴れるかな」だ。67歳と言う年齢を感じさせないソロ作品である。十分声も出ているし、勢いではない落ち着いた歌唱は素晴らしいとしかいいようがない。ところが、前述のとおり私は桑田さんが歌ウマなことに何故か気付いてなかった。確かにユニークな声とボーカルテクニックばかりに意識がいってしまっていたのか。改めて他の人の曲を歌っているを見てみたが、素晴らしい。「ひとり紅白」のトレーラーではあるがどうぞ。

長年第一線で活躍したボーカリストなので当たり前なんだが、どんな曲でも歌いこなしているのが面白い。しかも桑田さんの色で。

と、今回は本人のソロ作品を少しピックアップしていきたい。やはり強く印象に残っているのは2001年の作品たちである。「波乗りジョニー」と「白い恋人達」のふた作品はそれぞれ夏と冬をテーマにした楽曲。当時本人出演のコカコーラタイアップCMソングであったが、今となってはその印象が薄れる程楽曲本来の評価が高い。

イントロのピアノ音を聞くだけであの夏の景色が思い浮かぶ「波乗りジョニー」はまさにイントロキラーチューンである。サザンの「希望の轍」のようなキラキラした鍵盤は本当に聞いててワクワクさせてくれるイントロだ。そしてサビの縦ノリ感はサマーソングのお約束なまでのノリだ。

この「白い恋人達」もイントロは鍵盤スタートである。オルガンが教会をイメージさせ、冬の教会=クリスマスの印象を強く印象付ける。が、クリスマスというワードは一切出てこないながら、クリスマスソングの定番曲のひとつになっている。このふたつの曲をそれぞれ歌い上げる桑田さんの表現力に感動するのと、純粋にカッコ良すぎる。歌が上手いと言う話だが、この曲を色んな人が歌っているのを見たことがあるが、やはり桑田さんの声と歌い方に勝るものは無いと感じてしまう。

最後は2022年のライブ「平和の街」にしたい。YouTubeのコメントにもあったが、「信じられるか?これでこれで67歳なんだぜ、、」と本当に思ってしまう。確かに歳は寄せてきたが、67か?と言えば疑問符がつくほどにまだまだ輝き続けているボーカリストだ。まだまだ歌い続けてもらえることを祈りながらご一聴。